突然なのですがまたやってしまいましたよ「ギックリ腰」(ーー;)
もーね、ホンマにね、とにかくね「めちゃくちゃ痛い!」(>_<)
前回にもやってるんでずっと気をつけてはいたのですが
その日はエンジンの奥の狭いところをガチャガチャと作業していて
「ちょいと腰が痛てーな!」と思ってたんですが下に置いていた物を取ろうとした瞬間、
「グニャ~」という感じで腰が砕けましたよ(>_<)
そのあまりの激痛にそのまま作業場の床に両の膝をついたまま しばらく動けず・・・
その状態で両手を上げてもがいてる姿を誰かに外から見られていたら
「あの町工場のおっさん、天に向かって何かに祈りを捧げてるわ」と勘違いされたまま一生
語り継がれることだったでしょう。
それから今現在まで動けず、お仕事もずーっとお休みしたまま(ーー;)
そしてMyハウスでお布団の中、痛みと闘いながら最小限の動きでこのブログを書いて
おります。そんな状況ですのでお車の修理のご依頼をして頂いてる方々にはご迷惑を
おかけ致しますが復活するまでもうしばらくお時間を頂きたいと思います<(_ _)>
ダイハツ コペン(L880K)でございます(^^)
今回のご依頼は「ブレーキ球切れ」「エンジンオイル交換」「サスペンションの交換」
それとオーナー曰く「ブレーキを踏んで離すとキュッ?と音が鳴る」らしいので
その異音の点検もして貰いたいとのことでした。
それじゃ 今回も始めるぞ~(^o^)丿
左テールランプ脱着。
コペンさまはテールランプを脱着しないとブレーキ球を交換出来ないです(ーー;)
しかも矢印のところのプラスティックのクリップが割れやすいので脱着する場合は
最初からクリップを用意しておいたほうが思いっきり後悔なく作業出来ます。
そしてオーナーが訴えていた異音ですが実際にテスト走行してみると
確かに「キュッ」と右後ろの方からなるのをキャッチ!(゜゜)
右リヤドラムを外そうとハブキャップを外すと何とベアリングが逝かれてるじゃない (゜゜)
異音の原因はたぶんコレで決まりじゃね?
左側のベアリング。そういえば以前にこちら側のベアリングは打ち替えしたのを
今更ながら思い出しましたよ。
こりゃダメだわ~!(゜゜)
とりあえず先に足まわりをやっていきます。
フロントストラット脱着
オーナーからの差し入れショウワの「青アシ」。店主も初めて組みます。
スプリングの巻き数も多く車高も少し上がるみたいです。
もちろんマウントやスプリングシートは同時交換しますぜ!
古いほうのアッパーマウントはベアリングがゴリゴリでしたよ(゜゜)
組んでみるとスプリング高が結構あるので思いのほか苦労しました。
おーけー!(^^♪
リヤの足まわりもいくぞ!
リヤの足まわりを脱着します。
通称「青アシ」のリヤサスペンション関係。
並べるとかなり背が高い!
グッジョブ!(^^♪
エンジンオイル交換。
ドレンパッキンの交換は必ずしましょう。
何度作業しても慣れないオイルエレメントの交換。いつも思うんだけど何故にこんな設計に
したのか?コレを設計したヤツはエンジンがチンチンに熱い時にオイルエレメントを交換した
ことがあるのか(`´)
ほーんと、コレ設計したヤツを問い詰めたい(`´)
しかしダイハツのこのホイールベアリングはよく逝かれるな。
洗浄したホイールベアリング
新しいホイールベアリング
打ち込む!
ついでにブレーキ調整して組み付けます。
出てきたベアリングの亡骸。インナー側もサビが廻っておりましたよ(゜゜)
こうなる前に早めの「点検&整備」が大事なんですぜ。
あとは「ビュイ~ン!」とテスト走行へ!
あの「キュッ」という異音は完全に消えました (^^♪
それよりもこのショウワの「青アシ」思ったよりめちゃエエ感じです(^^)
最初は車高も上がるしどうかな~?と思いましたがほんと良い意味で裏切られました。
コペンさまは元々足が固く、ボディの補強も相俟って路面からの突き上げがキツく
町乗りメインのオーナーもそれがネックだったのですがこの青アシをチョイスしたのは
個人的には大正解だと思います。
工場に戻って最終チェック!(^^)
問題なさげなのでコレにて全ての作業が完成!(^^ゞ
確かに車高は少し上がりましたが思ってたより違和感もないです。
それよりも突き上げが和らいだことのメリットのほうが遥かに大きい!
まさに「大人仕様」デス(^^) そして納車する時に新たにオイル漏れを発見したのですが
時間的に直ぐには修理に取り掛かれなかったので
後日、改めて入庫して頂きまして作業開始です。
オイル漏れはタペットカバーからでした。
新しいガスケット関係
キレイなヘッドまわり。キチンとオイル管理しているのがよく判ります(^^)
PCVバルブのグロメットを交換しようとしたら粉々に・・・
そして抜き出したプラグホールのガスケットも粉々(゜゜)
用意した新しいオイルシールを打ち込みます。
新品のPCVのグロメット
折角なんでオイルフィラーキャップも交換しておきますね。
サーキュラープラグも同時交換。
当たり面を修正したら液体ガスケットを塗り塗り。
タペットカバーのパッキンを交換したら
ドッキング!(^^♪
オーナーから「ホース関係も交換してください」とご依頼を受けましたので
カチカチでパリパリのバイパスホースたちを
全部交換しておきました(^^)
あとは元通り組み付ければ完成(^^♪
コレにて全ての任務が完了!(^^ゞ
待ちわびるオーナーにも無事に納車させて頂きました。
これから来る暖かい春に是非オープンにしてドライブに行って頂きたいと思います
それじゃ またな~(^o^)丿
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ご依頼はお問い合わせフォームよりお願い致します<(_ _)>
こちらでもいろいろとつぶやいておりまする(^^;)
なんとなくnoteも不定期に更新しております。
コメント
元整備士MR2さま こちらにもありがとデス(笑)
「確信犯」間違いないですね(笑)
作業した人にしかわからないですが私みたいに手がデカい人はかなり辛い!もうちょっとなんとかならねのかと毎回思ってますよ!(^_^;)
「ギックリ腰」は「ラブストーリー?」と一緒で
突然やってきます(笑)「ラブストーリー」は甘く、せつなく、時には痛みも伴ったりしますが「ギックリ腰」は只只「めちゃ痛い」だけデス(>_<)
おかげでしばらく「寝たきり」で「自宅警備員?」
状態でした。
おいしくご飯が食べれたりおいしくお酒が飲めたりみんなでワイワイしたりも基本「健康」あってのこと!
ほんと「健康」ってすんバラシイ~!です(^^♪
自分の友人のコペンのオイル交換したことありますが、あのフィルターの位置の設計には自分も同じように感じました。
しかも、ご丁寧に交換用の小窓みたいになってるので、恐らく確信犯でしょう。
自分はジワジワ来るタイプのぎっくり腰ですが、全てのやる気を奪う腰痛はなった人にしか分かりませんね。
ポートタワ男さま まいど!デス(^^)
今までは「対岸の火事?」やと思ってたら40過ぎからホンマにガタガタきてます(-_-;)
「40にして立つ!」どころか思いっきり寝込んでおりますよ!(+_+) お互いいろいろと大変?ですがまたお会いしましょう~!(^^)
takeさま コメありがとうございます(^^)
私の場合、40代までは全然腰にキタことはなかったんですが・・・(^_^;) また個人的にも接骨院なるものも一回も行ったことがありません(笑)
そして私も週一回、激しい?運動をしているんですけどね~。もしかしたらそれのせいかもしれませんがとりあえず「痛い」です(T_T) こんなオッサンに
お気遣い頂きましてありがとうございます<(_ _)>
お疲れ様です。
お互いに、40半ばをすぎると、あっちが痛い、こっちが痛いと…
思っている以上に、ガッタガタですねぇ…
まだまだ、寒いのでなかなか治りが悪いと思いますが、無理をせずに、しっかり治して下さい。
私も30代の頃は、年に2回はギックリ腰で寝込んでいました。
しかし、ここ四年野球を始めた息子のキャッチボールの相手をしだしてからは、一度もギックリ腰になっておりません。また、接骨院にも一年に一度行くかどうかぐらいになっております。
ご自愛ください。