パワステ漏れ修理の巻 @ スバル インプレッサ(GDB)

気持ちの良い季節は颯爽と過ぎ去ってジメジメとした梅雨の時期が到来したような

ここ大阪でございます。そんな中、当「秘密工場」も日々あれやこれやと地味に作業に

追われ明けても暮れても地味な作業に追われ続けてるのでございます(^^)

そんなこんなで入庫してきましたのは

スバル インプレッサ(GDB)であります。

前回の時にパワステ漏れが発生しているのをお話ししておりましたので

時期が来て修理することに・・・

パワステポンプ

高圧パイプのカシメからも滲んでおりました。

取り合えず脱着していきますぜ!

ステアリングラック

パイプを緩めて古いフルードを抜きます。

どんどんバラしていくのですが

画像奥に見えている高圧パイプのナットを緩めるのがスペースが無くてメチャ大変。

四苦八苦しながらも

何とか脱着に成功!(一一”)

フルードタンク

外したパワステポンプとフルードタンク。

パワステポンプを外したところが漏れたフルードで汚れているので

強力洗浄にて

キレイにしておきまする(^^) コレとても大事ネ!

こちらも分解&洗浄大会。

ホースを外して点検すると

フルードタンクの中も結構汚れております。

出来るだけキレイに洗浄してやります。

タンクから出てきた きちゃないフルード(゜゜)

ATFの交換等もそうですがフルードチェンジャー等の「機械任せ」だけでは

キレイにならないのです( 一一)

新しい高圧パイプセット。

脱着作業が大変な作業は組付け作業も更に大変なのはお約束(一一”)

ヒィヒィ言わされながらも何とか高圧パイプを組付け。

届いたパワステポンプ。

ブラケット関係を古いポンプから組み替えてドッキング!(^^♪

キレイにしたフルードタンクも新品のホースを組み付けてドッキング!(^^)

ポンプと新しい高圧パイプ&ホースも組付け。

全てを組み付けましたら新しいフルードを注入してエア抜きをしていきます。

フルード漏れなし!

こちらもフルード漏れなし!

ということで毎度お馴染みの走行テストによる最終チェック。

異音も無くパワステもバッチリと効いておりますので

コレにて修理完了でございまする(^^ゞ

そして時を同じくして「点検&メンテナンス」で入庫してきたのは

スバル レガシィ(BE5)であります(^^)

右のコーナーランプが点灯しておりません。

脱着してみると玉切れみたいです。

(スモール時)

(ウィンカー作動時)

実際にはこんな感じになります。

リフトアップして

フロントデフオイル交換。

リヤデフオイル交換。

レガシィのオーナーから「ハンドルを切ると異音がするので修理して欲しい」と

ご依頼いただきましたのでこちらで新たに「点検&診断」をしてみると

どうもパワステポンプが唸っている感じがしたのでその旨を報告。

オーナーより了承を頂きましたので修理作業を開始します(^o^)丿

ラック本体から

古いフルードを抜きます。

パイプ&ホース関係を切り離したら

パワステポンプを脱着(^^)

届いたポンプ(右側)にブラケット関係を移植。

外したフルードタンク。

出来るだけキレイに洗浄するのはお約束(^^)

ポンプを組み付けたらホースも新しい物に交換してタンクを装着!

全てを組付けたらフルードを注入してエア抜き作業を開始。

準備が整いましたら最終チェック!

パワステフルードの漏れ&滲み無し。

とりあえずOK!(^^♪

追加でLLCクーラントの交換。

ドレンのパッキンは必ず交換しましょう!必ずだぞ!(`´)

内部を洗浄した後は、新しいクーラントを注入してエア抜きすればOK!

別件で「エアバックの警告灯が点灯しているので修理して欲しい」と

オーナーから依頼されました。早速こちらで「点検&診断」してみると現時点で

「運転席側シートベルトの関係」が故障していることが判明しました。

只、ここで大事なのは「シートベルト本体の故障」なのか?

若しくはエアバックを制御している「CU等の故障」や「配線関係」なのか?

その原因を突き止めなければ「手詰まり」になって修理出来ません。

こちらも慎重に故障診断してみた結果、プリテンショナーの故障だと判断しました。

これがプリテンショナー式シートベルトAssyでございます。

エアバックと連動して中の火薬の力を使ってシートベルトを引っ張って

乗員を守る装置です。ただし「火薬」を使用しておりホントに危ないので

「エアバック関係」の修理はカーディーラーや整備工場に依頼された方が無難です。

車関係のブログやホームページ等を閲覧してご自分で修理されるのはお勧めしません。

絶対に!(一一”)

分解&脱着!

新品のブツです。

組付け!

トリムを元に戻して再度点検!

メーター内のエアバックの警告灯が消えました。良かった!(^^♪

そして全ての作業が完了しましたので

生憎の雨模様ですが走行テストにて最終チェック!

パワステの「異音」も消え、エアバックの警告灯も点灯しなくなりましたので

コレにて全ての任務が完了!(^^ゞ

指折り数えて待ちわびるオーナーたちへ無事に納車させて頂きました。

常に「安全」に「安心」して愛車に乗れるように

これからも「点検&メンテナンス」して頂ければと思います。

ということで今回はここまで!

それじゃ~またな!(^o^)丿

 

タイミングベルトを交換してみた!@スバル インプレッサ STi(GDB)
今回はスバル インプレッサのタイミングベルトの交換作業をご紹介!EJ20エンジンでも可変カムを採用しているものはロックボルトが固くて緩まない車両が多くて困ります。ほんとに大変。

 

 

 

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こちらでもいろいろとつぶやいておりまする(^^;)

コメント

  1. 群馬U より:

    奇しくも?スバルのパワステ系トラブルの案件が続きましたね。
    シートベルトがエアバックと連動して火薬で巻いていたとは知りませんでした。
    いつも勉強になります!
    ではまた(^^♪

    • hakkocars より:

      群馬Uさま コメありがとうございます。

      日々お仕事に追われて見落としておりました、すいません(^_^;)

      少しでもこちらの情報がお役に立てたのでしたら良かったです(^^)

      またお越し下さいませ!(^^♪

  2. bjfw より:

    アップお疲れ様でした。
    ゆっくり楽しみに読ませていただきます。
    m(_ _)m\(^o^)/

    • hakkocars より:

      bjfwさま コメントありがとうございます(^^)

      ブログを久しぶりにアップしたのでいろいろと忘れていたことがあって

      しばらく戸惑ってしまいました(笑)

      コレからもゆる~く、不定期にアップしていきたいと思いますので

      よろしければ読んでやってくださいませ!

      (^_^;)