皆さま お久しぶりでございます(^^;)
公私共に店主もいろいろなイベント?がございましたが
これからも更に素敵なご縁が結ばれることを祈念致しまして
お仕事でもプライベートでも更なる前進をしたいと思っております。
そしてマイペースで「ゆったり ゆらゆら ゆるーく」更新していきますので
何卒よろしくお願いします。
それじゃいってみましょう(^o^)丿
入庫して来ましたのはダイハツさんちのムーブ(L150S)であります。
今回のご依頼は「走行中にフロント側から異音がする?」そして「ハンドルが取られる」
感じがするとのことなので早速 原因を探求していきましょう。
現在の走行が128,000kmほど。まだまだこれからでございます。
フロントまわりを重点的に点検。早速、右のラックブーツが破れてるのを発見!(゜゜)
そして左側のタイロッドのところに結構な「ガタ」がありました。
ダイハツ車のこのタイプはココがウィークポイントかもです(゜゜)
「ガタ」の原因を調査中!原因がタイロッドであれば被害は少ないが・・・
ココが運命の「別れ道」(ーー;)
点検中
お約束なロアブーツの亀裂 (゜゜)
ダイハツだけに限らず各メーカーともロアアーム&タイロッドのブーツが
ひび割れてたり破れているのがよく目につきます。
分解中
右側のハブに「ガタ」があるのがわかりましたので分解していきます。
こちらは完全に破れてましたよ(ーー;)
ナットが錆で固着しているので緩めるのが大変!((+_+))
ナックルの脱着は普通でも手間が必要ですが「サビ」等で固着してる場合は
ほんととても大変!(+_+)
ドライブシャフトのスプラインもサビており抜くのが大変でした((+_+))
やっとのことでフロントナックル脱着。
結構重い・・・( 一一)
ハブベアリングがゴリゴリなのでツールを使って引っこ抜きます。
抜けたハブ。
ナックル側に残ったベアリングをば
プレス機で押して
抜き出します(^^)
多分このベアリングが「異音」の原因でしょう。
そしてお約束のようにハブにベアリングのレース部分が残りました。
いつもならレースの縁を切って外すのですが今回はハブに溝が切ってあるので
プーラーを使って抜きます。
いい感じで抜けてきました。
無事に抜けました!(^^)
ハブは出来るだけサビを落としてから「お化粧」しておきましょう!
プレス機を使って新品のベアリングを圧入します。
「お化粧」もいい感じ(^^♪
スナップリングも交換。
あとはハブをナックルに圧入すればOk!
そして
「ガタ」の原因はラック本体という哀しい結果・・・(+_+)
車体からラック本体を引っ張り出すのもひと苦労(+_+)
リビルトのステアリングラックAssy
このステアリングラックほんと弱い(+_+)
ロアのボールジョイントのロックナット。
キレイに洗浄したら新しいグリスをグリグリ詰め込みます。
ブーツを組んでおいてスタンバイ!(^^♪
ステアリングラックのところのブッシュ。
「ゴム関係」は硬くなっていきますので同時交換は必須です。
ラック組付け!(^^)
ロアブーツ組付け!
タイロッドエンド組付け!
折角なんで傷んだスタビエンドブッシュも交換しておきます。
とりあえず完成したら・・・
テスト走行へGo!
戻ってきたらピットにて再チェック!
OK!(^^)
ガタの点検をしたらトーインを測定して再調整。
最終の走行テスト!(^^♪
いろんなパターンを試しながら
いつものコースを駆け抜けます。
テスト走行の結果、「異音」&「ガタ」共に消えたようですので
コレにて全ての作業が完了!(^^ゞ
西の彼方で待ちわびるオーナーにも乗って頂き症状が完治していることを確認して
頂きまして無事に納車となりました(^^♪
ということで「町工場 奮闘記」もいよいよ始動致しますので
今年も一年、どうぞよろしくお願いします(^o^)丿

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