タイミングベルト交換&オイル漏れ修理!@ スバル レガシィ(BP5)

このところ寒い日が続きますここ大阪。皆様 ご機嫌如何でしょうか。

この時期になると秘密工場の中は「極寒!」。今よりもずっと若い時は冬の寒さは

何ともなかったけど40歳を越えるくらいからメチャ寒くて仕方ねえっす(+_+)

兎に角、早く春になってほしい今日この頃の店主です。

 

スバル レガシィツーリングワゴン BP5 EJ20型エンジン AT

スバル レガシィ BP5

スバル レガシィ(BP5)がタイミングベルト交換の為に入庫してきました。

まずはリフトアップ!

コンビメーター

現在の走行は「10万km」を少し越えたところ。

スバル レガシィBP5

とうとう「タイミングベルト交換」の時期がやってまいりましたね。

EJ20 シングルターボエンジンカバー

余談ですがこのエンジンカバーのこの位置のプラスティックのクリップがBP系では

よく迷子になっております(笑)

補器類を脱着補器類脱着2

タイミングベルトを交換するのに邪魔するものは全部撤去していきます。

EXマニ漏れた跡のあるサーモケースサーモケースからの水漏れ

サーモケースやらラジエターホースから冷却水が漏れた後がいっぱい(゜゜)

カバーにオイル染み

そしてオイル漏れの跡もありました。

オイル漏れ跡

クランクかカムですかね(゜゜)

ラジエター脱着

ラジエター脱着。

クランクプーリー脱着

分解中

タイミングベルト

タイミングベルトがこんにちは(^^♪

オイル漏れ

オイル漏れはどうやらオイルポンプからみたいです(゜゜)

 

準備が出来たら分解していこう(^^♪

タイミングベルト脱着

準備が整いましたのでどんどんと分解していきます。

クランクシール

取り外したタイミングベルトとテンショナー汚れたオイルポンプ

オイルポンプまわりがキチャないので

洗浄中

強力洗浄中~!(^^)

キレイになったEJ20エンジン

いい感じ!

きれいになったオイルポンプサーモスタットを取り出し

サーモスタットを抜き抜き。

WPに入るホース2本

このホースは同時交換しておいたほうが良きです。

Tベルト&テンショナー&WP&ラジエターホース

折角なんでラジエターホースも交換!

WP脱着

ウォーターポンプを脱着。

取り付け面を修正

取り付け面はキレイにしておくのはお約束(^^)

WPのに入るホース2本

ウォーターポンプのところのバイパスホース。

このホースは同時交換が望ましい

こちらではこのホースは必ず「同時交換」しております。

バイパスホースを組みつけ

先にホースを組付けておきます。

オイルポンプ脱着オイルポンプ

オイルポンプ脱着!

Oリング

このOリングは必ず交換しておきましょう!

Oリング組みつけ

こちらも取り付け面をキレイにしたら

オイルポンプを組みつけ

洗浄したオイルポンプをドッキング!(^^♪

クランクシール

新しいクランクシール

クランクシールを打ち込み

新品のオイルシールを打ち込みます。

ウォーターポンプも組みつけ

ウォーターポンプもドッキング!(^^♪ 例のホースも組付け。

サーモスタットも組みつけます

サーモスタットも組付け。

サーモケース

タイミングベルトを張ったらケースを組付けます

タイミングベルト&テンショナーを組付けたらケースカバーも付けます。

とりあえずこの状態で待機です(^^;)

 

もう一つの10万km指定部品?

右バンク

ここでもう一つの「10万km突破記念」でもあるプラグ交換を開始です。

IGコイル

IGコイル。このBP系もIGコイルのボルトがめちゃサビております(+_+)

古いプラグ新しいプラグ

そして普通にプラグを交換するだけでも大変なのにサビのお陰でかなり固着して

おり更に大変な作業に・・・(+_+)

左バンク

良い焼け具合のプラグ

外したプラグの焼けは4本ともにこんがり「きつね色」。

ファンベルトも調整

ファンベルトも張っておきます。

ラジエター

ラジエターを組む前にオーナーから「たまに運転席側のファンが回らないのです」と

中古の電動ファンを持ってこられましたので

電動ファン脱着電動ファン組み替え

組替えておきます(^^♪

バイパスホースも交換

このバイパスホースも同時交換しておいたほうがいいですぜ。

ラジエターもドッキング

ラジエターもドッキング!

ラジエタードレンパッキン

ラジエターのドレンパッキン。交換されてない車両が多いです!(ーー;)

冷却水注入エンジン始動

冷却水を注入したらエンジンを始動!

テスターにて水温を管理

オーバーヒートしないようにテスターで水温を監視。

アナログメーター

 

最終チェック&テスト走行へ

テスト走行

エンジンの調子を見る為、テスト走行へGO!(^^)

レガシィ BP5 後ろ姿

秘密工場へ戻ってきたらピットにて「水漏れ&オイル漏れ」を最終チェック!

ピットから下まわりを点検

スバル レガシィ BP5 正面

特にオイル&冷却水漏れも問題なさそうなのでこれにて全ての作業が完了!(^^ゞ

待ちわびるオーナーにも無事に納車させて頂きました。

少し前まではスバルの「BG&BH系」の依頼が多かったですが

最近は年式的にも 流石にBP系の点検・整備・修理依頼が増えてきました。

あの独特な「ドロドロ音」が聞こえないのは少し寂しいですが

これはこれで良いと思います。

これからもしっかりメンテナンスして乗ってやって下さいませ!

それじゃ~ またな(^o^)丿

 

ブレーキをオーバーホールしてみた!@スバル レガシィ(BP5)
レガシィ(BP5)の車検整備&ブレーキの修理(オーバーホール)をご紹介!特にブレーキ関係は安全に直結する部分だけに慎重に慎重に作業を進めていきます。スバル車の整備はハッコーカーズへ

 

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ハッコーカーズ|note
大阪の片隅に引き篭もりつつ ひっそりこっそり自動車やバイクの修理をしているものです。 現在のこと、これからのこと、過去に経験したことなど書き留めてゆきたい(^^;) で自動車の整備&修理の情報を発信中。

なんとなくnoteも不定期に更新しております。

コメント

  1. 店主 より:

    マサさま コメありがとうございます(^^)
    オイル漏れの原因追求も難しいですね。基本は上から下へと流れてくるのですが、圧力がかかった時しか漏れないのもあるので・・・・・(^_^;)
    実際はおっしゃるように「点検&診断」してみないと
    わかりません(^_^;)
    これからもよろしくデス!

  2. マサ より:

    どうもスバルの事で検索しているといつも拝見させて頂いています。
     うちのスバルは、2000アウトバックで30万キロちょっっとで,エンジンをオーバーフォールして乗っていますが、、
     最近オイル漏れ我慢ひどくて悩んでいます。ちょうど今回の画像のようにベルトカバーの左側から漏れているのですが、はずしてもカバーにはオイルがついているのですが、エンジン側はきれいなんです、、、一応オイルパンのガスケットも新しくしたのですが、漏れは収まらずひどくなるばかりです。
     オイル圧力センサーもオイルがにじんでいるので交換が必要なのかなとも。
     同じようなオイルポンプでしょうか?
     見て見ないとなんとも言えないでしょうが、、
     もう1台の2014のアウトバックは、ネズミがボンネットの中に住み着き色々と噛みちぎられましたが、他は全く問題なく絶好調です。
     これからも、ちょこちょこと拝見させて頂きます。

  3. 店主 より:

    北国さま コメありがとうございます(^^)
    暖房が無いのは私のところも一緒です(笑)
    しかし過酷すぎますね北国さんところは。
    私にはとても耐えられそうにありません(+_+)

  4. 北国 より:

    隙間から入り込んだ雪で小山が出来ています。
    工場内を伝ってきた水で氷りの道が出来ています。
    暖房はありません。