ある晴れた日の午後、店主のところへエンジンの不調で入庫してきたのは
スバル レガシィー B4でございます。まずはオーナーに問診!
「エンジンのチェックランプが点灯したのでクルマのことなら何でもOKな
オートバックO?に持っていったが原因が分からず、高速走行でもエンジンが
吹け上がらないんです」とのこと。見た感じ確かにアイドリングもバラついてるみたい
ですので早速、お預かりしてトラブルシュート開始でございます。
まずはエンジンのチェックランプ点灯を確認。テスターを入れて点検してみると
「4番のインジェクターとO2センサーが逝ってるみたいですよ」って
お知らせがありました。一度エラーコードを消去してみましたがすぐに
同じコードが表示されましたのでほぼ間違いないと思われます。
このレガシィさまにはフロントはO2センサーではなく「AFセンサー」が
装備されておりリヤに「O2センサー」が装備されてます。
更にグラフ表示で見てみますとAFセンサーが「1.0V」で固定に
なっていました。それでは本当に逝ってるのか?実際に点検してみましょう。
AFセンサーの抵抗を測ると見事に断線しておりましたよ(゜゜)
インジェクターを点検。とても作業がやり難いところに鎮座しており
点検するだけでも四苦八苦します(ーー;)
とりあえず抵抗を測ると
こちらも見事に「断線!」(゜゜)
作業性の悪い4番のインジェクターを脱着。
新品のインジェクターに交換します。
噴射口が12ホールもありました。新品のインジェクターを無事に組み付けたら
AFセンサーを再度確認!点検したとおりやっぱり逝っておりましたね(^^;)
新品の「AFセンサー」に交換して組み付けたら
グラフにて作動をチェック!今度は各自お仕事をしてくれていましたよ(^^)
おかげでエンジンの調子も頗る良くなりましてテストドライブに出かけても
全く無問題なのでコレにて修理作業が完了(^^♪
レガシィさまは待ちわびるオーナーの元へ無事に帰っていくはずでしたが・・・
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