桜の花びらもさっさと散って気がつくとアッという間に「梅雨入り」でございます。
これからの季節、雨降りの天気が続くと送迎等で車に乗る回数も増えていくことでしょう。
そんな時に不意の故障で車に乗れないことのないように普段からの点検&メンテナンスを
忘れずに。そんなこんなで今回も始めるぞ~(^o^)丿
ダイハツ ブーン(M300S)であります。「2年点検&車検」でお預かりしました。
エンジンオイル&エレメント交換。
分解式のエレメントですが例のドレンボルト、今回は問題なく緩みましたよ。
リヤのブレーキ分解中。シリンダーだけ取り出してO/Hします。
フロントブレーキは次回にと普通に点検&整備していたのですが
実はこのブーン、秘密工場まで乗って帰ってくる道中に
ステアリングを切る度に「パキン、パキン」という異音がしており
どこかにガタがあるような感じでした。
それにプラスして「ギーーー!」と何とも言えない異音も発生!(゜゜)
実際にはこんな感じ
フロントサスペンションのアッパーマウント。どうもこのあたりが怪しいので
調べてみたところ思ったとおりフロントサスペンションのアッパーマウントが
捩れている音でした(゜゜)
もうひとつのガタおよび異音を診断中。
左のタイロッドのところに結構なガタがありました。
更に調べるためにエンド部分を切り離し
ラックエンド?or ステアリングラック本体?ここが運命の分かれ道です。
先に異音の原因であるサスのマウントを交換するためにストラットを脱着。
左側のアッパーマウントがやはりネジ切れておりました(゜゜)
右側は見た目はまだマシ。でもこちらも異音がしていたので問答無用で交換します。
ストラットのアッパーマウントやベアリングその他もろもろ。
ゴム関係は出来るだけ全て交換するのがお約束。
とりあえず組付けたらこのままの状態で待機!
そしてもう一つのガタの原因はステアリングラック本体でした(^^;)
なんとなくダイハツのEPSは弱い感じがしますね。
ステアリングラックを脱着。
電動パワステ(EPS)なので外すのは本体だけで済みますがそんな簡単には抜けません。
「知恵の輪」と「チカラ技」が必要になり故障修理することを前提には設計されて
いない感じ。本当に大変です(+_+)
リビルトのパワステラックAssyを入手!
EPSのラックを組付け完了。
待機させていたフロントストラットたちもドッキング!
タイロッドエンドのエンドブーツも交換。
全て組付けたら
フロントのトーインを測定&調整!
簡易的にキャンバーも測定。
排気ガスも測定。
問題無し
診断機にて各データーをチェック。
テスト走行へ。あのイヤな異音とガタは完全に消え去りましたよ!
気持ちいい!\(^o^)/
最後は粉々になりハンパなく使いにくいキーレスくんを再登録したら
今回の任務完了であります(^^ゞ
ということで愛車をキチンと点検&整備&メンテナンスして
これからのシーズンを快適に楽しんで頂きたいと思います。
それじゃ またな~(^o^)丿
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