ある日のこと、お客さんから「急にエンジンのカタチした黄色いマークが点灯した!」と
ご連絡いただきました。只、夜も遅く今のところ走行に支障はないようでしたので
そのまま帰宅してもらい次の日の朝一番に現車を確認に向かいました。しかし、
現地で確認してみてもオーナーのいうエンジンのカタチをしたランプは点灯しておりません。
埒があかないのでそのまま工場に乗って帰ってきました。
今回はホンダ ステップワゴン(RF3)であります。
まずは簡易テスターを繋いでみます。
すると
エンジンの「ノックセンサー」がダメだぜ!と出てきました(゜゜)
たぶん間違いないとは思いますが折角なので違うテスターでも診てみます。
やはり「ノックセンサーの不良」を表示しています。
ということですのでまずはノックセンサーを探します。
整備書によるとどうもこのインマニの下側にあるみたいですが
エンジンルームからのアクセスはこのままじゃどうみても不可能に近いです。
リフトアップして下側から攻めます。
やっと見つけた(゜゜) 早速外そうとしましたが水回り関係が邪魔をして微妙に作業し難い。
右が外したノックセンサー。左は新品のノックセンサー。
エンジンの燃焼状態を見張ってる大事なセンサーです。
新しいセンサーを組付けました。
そして故障コードを一旦消去してから暫く走り込んでテストしてみましたが別段調子が
悪いこともなくエンジンのカタチをしたチェックランプも点灯しないのを確認。
これにて一件落着!の筈でしたが・・・
じっくり見なくてもいいのにサーペンタイン式のベルトが切れてきていたのが見えてしまった・・・(゜゜)
なのでついでに交換します。しかしこのステップワゴンといいオデッセイといい、
エリシオンさまといいホンダのベルト関係は何故にこんなにやり難いのでしょうかね?
まだこのステップワゴンはマシな方ですがもしかすると作業をやり難くするのが
「技術」だと思って開発してるのでしょうかね。
ほんとに一度でいいからコレ作った人に目の前で簡単に作業が出来るかどうか
やらせてみたい今日この頃です。
しかしこのベルト一本切れただけでも大騒ぎになりますぜ!(^^)
新しいベルトを交換して組付けたら完了です。このステップワゴンもですが
最近ホンダ車の「エンジンチェックランプ」や「エアバック警告灯」等の
点灯で入庫してくるのが多いです。O2センサーのヒーター関係なんかが多いですが
時には自走も出来ない程の深刻な故障もありますのでもし愛車のメーター内の
「警告灯」が点灯したら放置などせずにすぐに診断機のあるところで点検して下さい。
いつも言うように後悔は先に立ちませんので・・・(^^♪
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