今回のお車はホンダ ステップワゴン(RF3)でございます。
未だに根強い人気のマシーンでもあります。オーナーからは「よく走るし室内も広い。
とても気に入ってるのでまだまだ乗りたい」ということで「各部の点検&予防整備」を
ご依頼頂きましたので早速点検していきましょう!(^^)
まずはなにわともあれリフトアップ!
現在の走行距離はまだまだこれからの10万キロを少し越えたぐらい(^^)
まずはブレーキまわりをチェックしていきます。
ご自身でもキチンとメンテナンスされているようでエンジンルームもキレイです。
オーナーから予防整備の依頼として何気によく召されるラジエターの交換作業を
開始します。見た感じは簡単に脱着出来そうですが意外とめんどくさい(ーー;)
知恵の輪のようにして何とかラジエターだけを無事に脱着。
新しいラジエターが届く間に更にオーナーからのご依頼があった
こちらもよく召されるオルタネーター。脱着してリビルト品に交換します。
そして結構痛んでいたこのオートテンショナー。
更にウォーターポンプも交換します(^^)
タイミングベルト式のクルマであれば「10万km突破記念」時に
ほとんど同時交換してしまいますがこちらは「タイミングチェーン式」なので
異音が鳴ったり、冷却水が漏れるその前に走行距離を鑑みて交換したほうが
良いかもですね。
ウォーターポンプの取り付け面も出来るだけキレイに均したら
新しいウォーターポンプを組付けます。
もう少し車体側に「逃げ」があれば楽に交換出来るのにね(゜゜)
オーナーから届いた新しいオートテンショナー。
こちらも同じくリビルトのオルタネーター(左側)
オルタネーターもオートテンショナーも組み付けていきます(^^♪
新しいサーモスタットはハウジングと一体物です。
合体!(^^)
ファンベルトを張りますが何回作業しても作業性のよくねーレイアウトです。
ラジエターのホースは交換するのがお約束。
届いた差し入れのラジエター。
古いラジエターから電動ファン等を移設するのですが・・・
ファン用の水温スイッチの「Oリング」がないことが発覚!(゜゜)
新たに部品の手配をかけるとメーカー手配になり届くのが数日後・・・
なので合いそうなOリングを手持ちの中で探しましたが合いそうで合わない
変なサイズのOリング(+_+)
せめて新品のラジエターには付帯しておいて欲しいっす。
結局、数日待たされて届いたOリング。やるせない。
新しいラジエターを組付けていきます。
ラジエター関係が組めたら冷却水を張ってエア抜きを作業を開始。
エンジンを始動する前に消耗しているプラグも交換しておきました。
エンジンを始動して水温が安定してきたら
オルタネーターを交換してますので「発電量&リーク」をば点検します。
コレとても大事ネ(^^;)
スタビライザーリンクも交換しておきました。
取り外したヤレたブレーキホース関係。
新しいブレーキホースに交換します。
フロントのブレーキホースを組付け。
リヤのホースも組み付ければブレーキフルードの入れ替えをします。
ブレーキフルードの入れ替え中にブリーダーを緩めようとしたらメチャメチャ
締めてくれていたので大丈夫かよと不安でしたがなんとか漏れてきませんでした( 一一)
各部からフルード漏れがないかチェックします。
組み付けたところの全てにフルード漏れがないのを確認したら
テスト走行へGO!
戻ってきたらピットにて最終チェック!
各部に水漏れ&フルード漏れ等が無ければコレにて全ての作業が完了!(^^ゞ
これでステップワゴンさまはまだまだ現役で走れると思います。
待ちわびるオーナーには納車時に少しだけ気になる部分のお話をさせて頂きました。
友人や家族、はたまたラバーズとの楽しいドライブがクルマの故障により台無しに
なるのはよくあること。そんな突然のトラブルを回避する為にも定期的な
点検&予防整備やリフレッシュメンテナンスはとても大事だと思います。
それじゃ またな~(^o^)丿
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こちらでもいろいろとつぶやいておりまする(^^;)
なんとなくnoteも不定期に更新しております。
コメント
もすさま コメありがとうございます (^^)
この白いのは「現象液」といいます。本来の使い方とは違うのですが、おっしゃるとおり漏れの確認用に使っております。
これからもよろしくお願いします
(^^)
いつも更新を楽しみにしています。
質問させてください。
ブレーキフルードの漏れ確認のためだと思うのですが、
塗られている白いものは何ですか?