こんなこともあるんです @ スバル サンバー(KV3)【点検&修理!】

ある日のこと

「走行中にエンジンが止まってしまい始動出来ないので診てほしい?」との

ご依頼がありましたので

早速、レッカーにて秘密工場まで運び込んで頂きました (^^)

お車は

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スバル サンバー(KV3)であります。

可愛ええ顔した27歳でございます(^^)

レッカーしてきたニイチャン曰く

「セルは回っているので、たぶんタイミングベルト切れだと思われます」

とのことですので(笑)

それでは

4月度「町工場 奮闘記!」

はじめるぞ~!(^o^)丿

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とりあえず「関係者」皆さまがお帰り遊ばされてから?

一人孤独にひっそりと「故障探求」の旅に出るのデス(^^♪

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しばらく放置しておきましたら、何やらキチャナイ液体が床に落ちてきました。

何気によく見てみると「冷却水」でしたよ!(゜o゜)

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一年くらい前にタイミングベルトが交換されていたみたいで

「タイベル交換したぜ!シール」が貼られておりました (゜o゜)

しかし、そんなに簡単に「タイミングベルトが切れる?」とは思われず

もう一度、サンバーオーナーに詳しくお話しを聞くことに・・・ (^_^;)

すると

タイミングベルト交換時にお店の人がウォーターポンプを交換しておらず(゜o゜)

タイミングベルトだけしか交換していないことが判明!(゜o゜)

原因はそのあたりにあると推測!てか

そこしかねーだろ(笑)

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まずは現在のエンジンの様子を伺うために圧縮を測定します。

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一番は少し低い (ーー;)

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2番と3番はOK!(^^)

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4番は完全に圧縮が足らず「アウチ!」(+_+)

確かにこれじゃエンジンは始動出来ません(+_+)

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最悪の場合「シリンダーヘッド」をオーバーホールすることを前提に

オーナーに了承頂いてから作業開始デス(^o^)丿

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まずはタイミングベルトを確認します。

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クランクプーリーが固くて抜けません(+_+)

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プーラーを使って抜きましたが

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プーリーの中はサビサビ。(+_+)

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クランクシャフトもサビでベッタリですが

それよりもなんかケース内外がベトベトしてます(゜o゜)

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タイミングケースを開けてみたら何かの粉と固形物が溜まっており

明らかに異常事態デス(゜o゜)

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おぞましくヘドロなケース裏(゜o゜)

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そして思っていたように「タイミングベルト」は切れておらず

よく見るとカムプーリーとケースとの「合いマーク」が

かなりズレておりました。

エンジンの「圧縮抜け」はこれが原因なのでは?(^_^;)

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そして

何故に「プーリーの合いマーク」がズレたのか?

それを知るためにタイミングベルトを外してみると・・・

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???

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タイミングベルトの背面が擦れて溶けて(゜o゜)

その溶けたゴムが歯のほうへ流れ込み、カムプーリーのギヤ山を

ジャンプ↑(゜o゜)

結果、タイミングがズレてエンジンが始動不能になったと

いうことがわかりました(ーー;)

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そしてさらに「タイミングベルト」の背面が擦れて溶けた原因が

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この真ん中にある「ウォーターポンプ」が焼きついてロックした為でした(ーー;)

ほんと、ベルトと「同時交換」してたら無事に済んだかもしれない(ーー;)

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たしかこのエンジンはタイミングベルトが切れてもバルブを突かないハズ?と

いうことを思い出しましたが、もしかしたらと思い「胃カメラ」で覗いてみましたよ!

(^_^;)

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画像左上側にあるのが「バルブフェイス」でクラッシュした跡もなく、

クランクを回すとちゃんと作動しており、圧縮上死点でもピストンと干渉しません。

これで「シリンダーヘッド」を剥ぐ必要もなくなりました(^^)

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原因も分かったことなので作業を開始していきます!(^^♪

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あんまりにきちゃないので強力洗浄中!(^^)

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ウォーターポンプを外します。

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ウォーターポンプは完全に「ロック状態」(゜o゜)

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クランクシール。交換された様子はないのですが何故か

黒のシール材が塗られてます(゜o゜)

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こちらはカムシール。

もちろんカチカチ山です(ーー;)

こちらもタペットカバー付近にべったりと黒いシール材が塗られてました(+_+)

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カムシャフトのサビも出来るだけ落とします。

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カムシール打ち込み!

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クランクシール打ち込み!

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取り付け面をキレイにしたらウォーターポンプさまを組み付けます(^^♪

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プーリーのギヤ部分にタイミングベルトが溶けた「カス」が焼き付いており

コレが結構取れない(+_+)

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新しいベルトをば張ればエエ感じになりましたよ!(^^♪

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カバー等を元に戻していけば完成!(^◇^)

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折角なのでプラグも交換し、

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エンジンオイル&ドレンパッキンも交換し

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オイルエレメントも交換します(^◇^)

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ファンベルト等を張りましたら

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「水漏れ」の状態で走っていたので予防的?にサーモスタットも交換しておきます。

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ケースを止めてるボルト。

サビて固着しておりました(+_+)

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サーモスタットさま。

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全部組付けたらクーラントを注入!(^^)

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やっとエンジンを始動!

そして、エンジンが無事に始動したのを確認!(^^ゞ

あとは「アイドリング」や「水温」が安定するまで

各部の「漏れ」や「異音」等がないか?

チェックしていきます (^^♪

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そして準備が整いましたらテスト走行へ!(^^♪

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このサンバーさま、スーパーチャージャー付きなのでよく走りますぜ!(^^)

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絶好調~!(^^♪

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秘密工場に戻ってきて最終チェック!

特に問題もなさそうなのでコレにて修理作業が完了!(^^ゞ

待ちわびるオーナーにも喜んでもらえて無事に納車となりました!

(^◇^)

そして後日・・・

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再び あの娘がやって来ました(^^)

今回は「定期点検」のご依頼デス。

エンジン関係は前回にほぼほぼ作業しておりますので

ブレーキ関係を診ていきますと・・・

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リヤブレーキ点検中!

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ホイールシリンダーが片方は漏れ漏れで

もう片方は内部がサビで固着してるみたいで完全にアウチ!(゜o゜)

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逝かれたシリンダーを外し

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Newのシリンダをドッキング!(^^)

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こちらは漏れ漏れ(゜o゜)

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こちらはサビてピストンが固着してました(ーー;)

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反対側も同じように交換したらブレーキを調整します。

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あとはブレーキフルードをきっちりと抜き替えるだけ!(^^♪

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ということでコレにて全ての作業が完了!

これでまだしばらくは乗れる?と思います

(^^)

ずいぶん手間がかかりましたが(笑)

またお会い出来るのを楽しみにしておりますぜ!(^^♪

それじゃ~ またな~!

(^o^)丿

 

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