世界中のみなさま、
新年明けまして おめでとうございます<(_ _)>
旧年中は当「町工場 奮闘記」をご愛読頂きましたこと
誠にありがとうございました。
本年2017年は更に素敵な「ご縁」が結ばれることを祈念致しまして
お仕事でもプライベートでも更なる前進をしたいと思っております。
そして当ブログも
「ゆったり ゆらゆら ゆるーく」更新していきますので
今年もよろしくお願いします!
それじゃ~新年一発目にいきましょう!
(^o^)丿
入庫して来ましたのはダイハツさんちのムーブ(L150S)であります!(^^)
今回のご依頼は「走行中にフロント側から異音がする?」&「ハンドルがとられる?」
感じがするとのことなんで早速 原因を探求していきましょうぞ!
現在の走行が128,000kmほど。
まだまだこれからでございます(笑)
フロントまわりを重点的に点検!
早速、右のラックブーツが破れてるのを発見!(゜o゜)
そして左側のタイロッドのところに結構な「ガタ」がありました。
ダイハツ車のこのタイプはココがウィークポイントかも(^_^;)
「ガタ」の原因を調査中!
原因がタイロッドであれば被害は少ないが・・・
ココが運命の「別れ道?」(^_^;)
点検中!
「お約束」なロアブーツの亀裂 。
ダイハツだけに限らず、各メーカーともロアアーム&タイロッドのブーツが
ひび割れてたり破れているのがよく目につきますね(^_^;)
分解中!
右側のハブに「ガタ」があるのがわかりましたので分解していきます(^^)
こちらは完全に破れてましたよ(^_^;)
ナットが錆で固着しているので緩めるのが大変!((+_+))
ナックルの脱着は普通でも手間が必要ですが
「サビ」等で固着してる場合は本当にとても大変!(+_+)
ドライブシャフトのスプラインも錆で抜くのが大変でしたよ((+_+))
やっとのことでフロントナックル脱着。
結構重い・・・( 一一)
ハブベアリングがゴリゴリなのでツールを使って引っこ抜きます(^^)
抜けたハブ。
ナックル側に残ったベアリングをば
プレス機で押して
抜き出します(^^)
多分このベアリングが「異音」の原因でしょう。
そして「お約束」のようにハブにベアリングのレース部分が残りました。
いつもならレースの縁を切って外すのですが
今回はハブに溝が切ってあるので
プーラーを使って抜きます。
いい感じで抜けてきました。
無事に抜けました!(^^)
ハブは出来るだけサビを落としてから「お化粧」しておきましょう!(^^)
プレス機を使って新品のベアリングを圧入します。
「お化粧」もいい感じ(^^♪
スナップリングも交換。
あとはハブをナックルに圧入すればOk!
そして
「ガタ」の原因はラック本体という哀しい結果・・・(+_+)
車体からラック本体を引っ張り出すのもひと苦労(+_+)
リビルトのラックAssy
このステアリングラックほんと弱い(+_+)
ロアのボールジョイントのロックナット。
キレイに洗浄したら新しいグリスをグリグリ詰め込みます(^_^;)
ブーツを組んでおいてスタンバイ!(^^♪
ステアリングラックのところのブッシュ。
「ゴム関係」は硬くなっていきますので同時交換は必須です(^^)
ラック組付け!(^^)
ロアブーツ組付け!(^^)
タイロッドエンド組付け!(^^)
折角なんで傷んだ「スタビエンドブッシュ」も交換しときます(^^)
とりあえず完成したら・・・
テスト走行へGo!(^^)
戻ってきたらピットにて再チェック!
OK!(^^)
「ガタ」の点検をしたらトーインを測定して再調整。
そして
最終の走行テスト!(^^♪
いろんなパターンを試しながら
いつものコースを駆け抜けます!(^_^.)
テスト走行の結果、「異音」&「ガタ」共に消えたようですので
コレにて全ての作業が完了デス!(^^ゞ
西の彼方で待ちわびるオーナーにも乗って頂き
症状が完治していることを確認してもらいまして
無事に納車となりました(^^♪
ということで
「町工場 奮闘記」も
いよいよ「始動」致しますので
今年も一年、どうぞよろしくお願いします!
(^o^)丿
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