エンジンマウント&ATF交換!@トヨタ ヴィッツ(SCP10)

今回登場するのはトヨタ ヴィッツでございます(^^)

オーナーにお話を聞いてみますと「信号待ちでDレンジで止まっていると不快な振動が

するので他店で見てもらったらISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)が悪い

と診断されたので交換したが治っていない」とのこと。更にオーナーは

「もしかしたらエンジンマウントが関係しているかもしれない?」と思い今度は

ディーラーに行きエンジンマウントの交換を打診するとディーラーのメカ曰く

「エンジンマウントの交換なんてほとんどしませんよ」と言われたそうです(笑)

そしてとうとう秘密工場の出番がやってきたみたいです(^^;)

「振動」についてはいろいろな原因がありますがオーナーと話あった結果

とりあえず一番あやしい「エンジンマウント」を交換することに・・・。

なにわともあれまずはリフトアップ!

左のマウント

リヤのマウント。見た感じ意外とやりやすそうです。

そして右サイド。この3個のマウントで「エンジン&ミッション」を支えております。

早速交換作業に入りましょう。まずは一番簡単そうなリヤ側から

しかしこれが予想を遥かに超える大苦戦(>_<) 見た目は「楽勝!」の感じがして

いましたが 取り付けのボルトが異様に長いので簡単には抜けません(>_<)

いろいろ試してみましたがどうしても抜けません(>_<)

なので「エンジン&ミッション」を持ち上げて

作業をしてみますと

やっとのことで抜けましたよ(ーー;) どうみても取り付けボルト長すぎです。

そして新品のエンジンマウントを組付け。気持ちよく収まりました。

しかしこの時点で店主は既にチカラ尽きております(ーー;)

続いては左サイドです。これも見た目「簡単ジャン!」ってまた思ってしまった。

現実はそう思ってしまった自分が悲しくなるくらいにやりにくい(>_<)

最後に右サイドを交換します。

(右:新品) ほんとにこれが一番やさしかった。このマウントを新旧見比べてみると

(新品)

(旧品) 2つの違いがお判りでしょうか?

よく見ると新品と旧品ではブラケットとマウントゴムとの隙間が違います。

新品より旧品のほうが隙間が余りなくそれだけマウントがへたっている証拠でもあります

(旧品)

(新品) これで全てのエンジンマウントの交換が終了(^^♪

そしてオーナーに車を引き渡してからしばらくして聞いてみると

「最初はあまり判らなかったが段々と良い感じになってあの不快だった振動は完全に消えま

した!」とのことでした。しかし数日後、このヴィッツのオーナーから新たな依頼が・・・

「ATF(オートマティックフルード)を交換してもらいたい」(゜゜)

ヴィッツの現在の走行距離が「125,000kmオーバー」なので現状を鑑みて

オーナーに「距離を走った車のATFを入替えるともしかしたらAT内部のクラッチや

ブレーキバンド等に支障をきたすかもしれません。それを了承してくれるのであれば

ご依頼を引き受けます」とお話しましたところオーナーは「それでもいいので交換して

下さい」と言われたのでそれじゃ~後世の人々の為に「人柱」になって頂きましょう。

早速リフトアップして

下からATのドレンボルトを緩めてATFを抜きます。

やはりATFはそれなりに汚れておりました。

そしてATの「オイルパン」を剥ぎます。

真ん中にあるグレーの物体が例の「ストレーナー」

もちろん同時交換を推奨しますぜ!

ストレーナーを外すと「ドバッー」ときちゃないATFが出てきて

店主「愛用」のクロックスと作業着がベタベタに・・・_| ̄|○ ガクッ

しばらくは放心状態でしたがお着替えして気を取り直したら

現れたバルブボディーとソレノイドを洗浄しましょう!

 

キレイに洗いましたらオイルパンもキレイにします。

オイルパンの中に小さくて四角の「磁石」が2個入っておりまして

これでAT内で発生した鉄粉を集めてます。

実際にキレイに見えてもコレだけ汚れております。

オイルパンもキレイにしたらガスケットとストレーナーを交換して組み付けます。

オイルパンを組み付けたらATFを注入してエンジンを始動します。

ATFは基本的に「メーカー純正品」を使います。

フルードについてはそれぞれご意見があると思いますが自分なりに長い年月をかけて

いろいろと試してきて今現在は「メーカー純正指定」のATFに戻ってきました。

そしてストレーナーは必ず同時交換します。よくストレーナーを交換せずに

ATFだけを交換してATを壊したのを今まで何台も見てきてましたので。

エンジンもATもストレーナーが詰まるとオイルを吸い上げることが出来ず壊れます。

後はテスターを繋いだ状態にしてATの油温を確認しながらラジエターのところでATFを

抜きます(自作の圧送交換です)出てくるATFがキレイになるまで続けましょう。

カーショップやガススタなどで繰り広げてる一般的なATF交換よりも

遥かに「手間」「時間」「費用」が必要ですけどね!(^^;)

究極はオイルパンを剥いだままATFを交換すればキレイに抜けるんですけどね。

(実際に試すとそこら中がどエライことになります)(笑)

ということでヴィッツのATF交換が無事に完了。近所を少しテストドライブしてみて

クラッチの滑りもなくシフトアップもスムーズにいくのを確認したのちにオーナーに

納車させて頂きました。数日後オーナーからメールにて

「この間、長距離を走ってきたが気になるクラッチの滑りもなくマウントの効果も相まって

静かでとてもいい感じになりました」とご連絡頂きました。

とても とても うれしい!(*´з`)

ATはATFの管理次第で大きく変わります。エンジンオイルの交換時には

オイルフィルターを交換するようにATFの交換時には「フィルター」である

ストレーナーの同時交換をお勧めします。

ありがとうございました(^o^)丿

 

 

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こちらでもいろいろとつぶやいております(^^;)

コメント

  1. 店主 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。

    ヴィッツの調子が良さそうなので

    安心しました。(笑)

    キチンと手を入れれば

    20万kmまでも普通に走れます。

    こちらも出来るだけサポートさせて

    頂きますので よろしくお願いします。

  2. ヴィッツのオーナー より:

    SECRET: 0
    PASS:
    作業詳細観ました~詳細有難うございました。

    今のところ、大丈夫そうです。ATの繋がり方もスムーズになりましたので10万キロ超えでのエンジンマウント交換はか・な・り良かったと思ってます。20万キロ目指して大事にしますので、次回車検も御願いします。