今回は
前回のブレーキオーバーホールの続きでございます(^^)
「お風呂」から上がってきたのはフロントブレーキのキャリパー。
さすがに重量がある車両なので4POTのキャリパーを奢られております。
分解してピストンを抜き出していきますがコレが思ったよりも抜けてこず苦戦((+_+))
やっと抜けたピストン。ピストンと共にキャリパー内も出来るだけ洗浄しておきます。
抜いたピストン。洗浄して磨いてみると思っていたより綺麗でしたよ。
キャリパー内もキレイに洗浄したら新しいシールとブーツを組み込んで
テストをしてみて問題がなければお化粧の為、このまましばらく待機!(^^)
リヤブレーキのキャリパー&サポート。片方のキャリパーは完全に「飛び出し君」
状態でしたよ(゜゜)
戻らないキャリパーを分解してみましたが想像以上にピストンが抜けず大苦戦!
やっと抜けたピストンはかなりサビに侵食されておりました(゜゜)
キャリパーの入り口も同じくサビサビ!う~ん(一一”)
磨いてもこのカジリ傷が深くて消えない(ーー;)
このピストンを再使用するにはリスクが高いと判断しましたので
このキャリパーに合う新しいピストンを探します。
シリンダーの方も修正をしてみましたがサビがかなり強固なので
「文明の利器」にて除去させて頂きました。
ブレーキのO/H時には出来るだけ新しいスライドピン&シムを使います。
差し入れな新品のブレーキローターを装着。
お化粧したキャリパーサポートと新品のシムを組み付けます。
待ち焦がれた新しいピストンが到着!
先を見据えて「予防整備」として左右ともピストンを交換しておきます。
キャリパーに新しいシール&ブーツを組み付けたら
何度も出し入れテストして問題なければOK!(^^)
キャリパーサポートにブレーキパッドを組み付けたら
お化粧したキャリパーを装着して
サイドブレーキを調整すればリヤブレーキは完成!(^^)
しばらくお休みしていたフロントブレーキ。
お化粧したフロントキャリパーを装着!(^^)
新しいスライドピン&スプリング
キャリパーに組み付ければフロントブレーキも完成!(^^♪
マスターシリンダー。
脱着!
外したマスターシリンダー。インナーパーツのヘタリが判りにくい箇所だけに
定期的にオーバーホールするのが吉かもです(^^)
分解&洗浄中!
シリンダー内はキレイでした。
各インナーパーツを組み付けてオーバーホールが出来ましたら
マスターバック間のガスケットを交換して
マスターシリンダーをドッキング!後はブレーキフルードをキレイに抜き替えたら
ブレーキのオーバーホールは完成(^^♪
最後にパワーロッキングハブを組み付けていきます。
洗浄したパワーロッキングハブ
潰れていたトルクスの皿ネジも新しくしておきます(^^;)
そのネジでブラシの受け側を固定。
ガスケットをセット。
ブラシはまだ使えるので
少し調整しておきます(^^)
スプラインとブラシにたつぷりグリスアップしておきます。
パワーロッキングハブを組み付け!(^^)
メチャメチャ泣かされたコーンも新品に交換。
蓋をしたら
完成です(^^♪
製作したブレーキパイプはサビ防止の為に塗装して
各ブレーキホースや
各パイプの接続部分にはフルードの漏れが判るようにしておきます。
組み上がったらテスト走行へ行くのがお約束!
実走行してみないと判らないこともたくさんあります。
ブレーキもいい感じになりました(^^♪
あとは普段使いして頂いてもう少しアタリがついたらもっと良くなると思います。
秘密工場へ戻ってきてから最終チェックしてみましたがブレーキフルードの
漏れも無いのでこれでご依頼された全ての作業が完了しました(^^ゞ
かなりお待たせしましたがオーナーにも無事に納車させて頂きました。
年式的にこれからも定期的なメンテナンスが必要になると思いますが
しっかり手を入れて頂いて出来る限り末永く楽しく乗ってもらえればと
思っております。それじゃ~またな(^o^)丿
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こちらでもいろいろとつぶやいておりまする(^^;)
なんとなくnoteも不定期に更新しております。
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