タイミングベルトを交換してみた!@スバル インプレッサ STi(GDB)

蒸し暑い!((+_+))

ここんとこの暑さで何度も工場内で気を失いそうになったココ@大阪。

みなさま、お元気でしょうか。毎日毎日汗だく梅雨だくで店主の中では

「不快指数」がすでに120%を超えております。

この梅雨が終わったらまた「激アツ」な日々がやってくるのでしょうが

とにもかくにも「蒸し暑い~!」(ーー;)

ああ~神さま、熱い夏と寒い冬の無い世界へ僕を連れて行ってください。

ということで今回も「町工場 奮闘記」はじめるぜ~!(^o^)丿

スバル インプレッサsti GDB

スバル インプレッサ STi(GDB)であります(^^)

「漢の6MT」を搭載したパワーマシンで今回は10万km突破記念でもある

EJ20エンジンのタイミングベルトの交換依頼でございます。

EJ20型エンジン

早速分解していくべし!

エンジン前 右バンク

とっても固く締まっているであろう例のボルト。

左バンク

考えただけで作業する前からイヤになっちまう(ーー;)

緩んだタイミングベルト

タイミングベルトは結構ユルイし

ラジエター脱着

とにもかくにもラジエター脱着。

エンジン前面 左バンク側の可変カム 右バンク側の可変カム

可変カムプーリーのフタを取っ払い

タイミングベルト

タイミングベルトがこんにちは。

タイミングベルトを外す クランクのサビ

お約束なクランクシャフト先端のサビ。

カムのロックボルトのサビ

そして格闘の末、無事に緩んだカムプーリーのボルト(゜゜)

めちゃサビてましたよ。どおりでメチャ固いはずです(ーー;)

オイルシールを交換していきます

取り外したタイミングベルト&ベアリング

タイミングベルトとカムプーリー。

エンジン洗浄

とりあえず強力洗浄で汚れを落としておきましょう。

水ホース

ウォーターポンプ裏の水ホース。こちらでは同時交換を推奨します。

ウォーターポンプを外します 錆びたボルト

ウォーターポンプのボルト。ヤバそうなので再使用しないことに決定!

取り付け面を均します

ウォーターポンプを取り付けるアタリ面は出来るだけキレイに均しておきます。

オイルシール抜いた状態 左バンク 右バンク クランク

全てのオイルシールを抜きます。

左バンクのカムシール打ち込み

カムシール

右バンクのカムシール打ち込み クランクシール打ち込み

クランクシールと新しいシールを打ち込めばOK!(^^♪

新品のボルト

錆ていたウォーターポンプのボルトは新品に!

新品のウォーターポンプ

新しいウォーターポンプを組み付けます。

裏ケース

裏のケース関係も組付けて

新品のカムロックボルト

「激固い」カムのボルトも新品に交換!

カムプーリー取り付け

カムプーリー組付け

カムプーリー Oリング Oリング組み付け

ここのOリングは必ず交換しましょう。絶対だぞ!(`´)

カムプーリーに蓋をします

フタを閉じます。

サーモスタット交換

サーモスタットも交換したら

タイミングケース組み付け

タイミングケースも組付け。ここまできたらあと一息。

ラジエター装着

ラジエターを組んだら

バイパスホース

このバイパスホースは交換っす!(^^)

水ホース

あとは

フューエルエレメント

フューエルエレメントを交換してくれろと依頼されていましたので

燃料ホースも同時に交換しようと作業するのですが見た目より作業がやり難い。

おまけにホースが中々に強情で抜けてこない(ーー;)

ホースが抜けない 新品のフューエルエレメント&ホースに交換

必殺技?を使ってフューエルエレメント&ホースをば交換(^^;)

タイミングベルトの交換作業が完成

全ての準備が整いましたところで

スバル純正クーラント

クーラントを注入!

冷却水を注入してエンジン始動

エンジンを始動して

水温を監視します

水温を監視しながらエア抜きをしていきます!(^^)

新しいスロットルケーブル

追加でご依頼のスロットルケーブル。

スロットルケーブル交換

交換作業完了です(^^)

エンジンオイル交換

エンジンが温まったらオイルば抜いて

スバル純正オイルエレメント

エンジンオイル&エレメントを交換

古いバッテリー

長く使用されて古くなったバッテリーも

スバル純正バッテリー バッテリー交換

気持ちよく交換しておきます(^^)

リフトアップ 下まわり点検

最終的に異音やオイルの漏れや

水回りの点検

水漏れ等の確認をして問題がなければ

テスト走行

テスト走行へGO!しかしこの車、何とも言えないほどの鬼加速(゜゜)

さすがに「漢の6MT」は伊達じゃねぇす!

テスト走行

レガシィさまと同じ「EJ20」ベースのエンジンですが何かが違う(笑)

コレはこれでアリですね(^^♪

スバル インプレッサGDB

ということでコレにて全ての作業が完了(^^ゞ

待ちわびるオーナーにも無事に納車させて頂きました。

「所変われば品変わる」ではありませんが同じ水平対向エンジンでも

車種や年式などでこれだけ味付けが違うのは本当に面白い。

職業柄、長い間いろんなメーカーのエンジンを診たり触ったりしてきましたが

他メーカーでも息の長いエンジンは確かにありますが水平対向エンジンは

中々に奥が深いなと個人的にはいつも感心しておる次第であります。

世の中のいろんな規制などで消えてゆくエンジンも多々ありますが

水平対向エンジンにはこれからも更に進化してなんとか生き残ってもらいたい。

それじゃ~またな(^o^)丿

 

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ハッコーカーズ|note
大阪の片隅に引き篭もりつつ ひっそりこっそり自動車やバイクの修理をしているものです。 現在のこと、これからのこと、過去に経験したことなど書き留めてゆきたい(^^;) で自動車の整備&修理の情報を発信中。

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