日夜ジメジメ シトシト 蒸し蒸しと嫌な梅雨の季節がやってきましたココ大阪。
店主は昔から暑さや湿気にすこぶる弱い体質なので家でも車の中でも常にエアコン全開!
なので家族からは毎年夏の間だけは「別居してほしい」と非難轟々でございます(ーー;)
そんな状態ですから仕事柄「カーエアコンが効かない」「エアコンが冷えない」とよく
問い合わせを受けるのですがエアコンが冷えない状態でクルマに乗り続けて
「今年の夏はなんとか乗り越えました」って聞くと「もしかして何かのガマン大会?」
ありえねー!ほんとに熱いクルマの中じゃ熱中症になっちまって大事な「家族」が
ダウンしちゃいますって(ーー゛) ということで今年ももうすぐ夏本番。
熱い夏が来る前にエアコン修理始めるよ~(^o^)丿
スズキさんちのワゴンR(MH21S)であります(^^)
ご依頼は「エアコンをONにすると最初は涼しいのですが暫くすると熱い風しか出てこない」
早速お車をお預かりしましてカーエアコンの「点検&診断」開始でございます。
まずは吹き出し口の温度を測定。
ドンドンと冷えていくのですが
オーナーの言った通り、暫くすると「熱い風」しか出てこなくなりました。
そのままエンジンルームを覗いてみると案の定、コンプレッサーが動いていません。
先程までは冷えていたので何かしらコンプレッサーを止める要因があると判断。
なのでコンプレッサーにテスターをセット。
電圧は無問題。
電流も無問題。
しかし突然電圧がドロップしましたよ!(゜゜)
点検してみるとどうもマグネットクラッチのコイルが怪しい(゜゜)
コンプレッサーが見えやすいようにフロントバンパーを外すと・・・
予想どおり「マグネットクラッチのコイル」が焼けておりました(゜゜)
たぶんコレが原因でコンプレッサーが切れてしまうと判断しましたので
オーナーと協議の結果、
リビルトのコンプレッサーとコンデンサーを差し入れして頂きまして修理開始です。
修理作業を邪魔するものは全て撤去しておきます。コレ定説!
エキパンはエンジンルームからアクセス可能。コレありがたし。
外したエキパン(左側:新品)
コンプレッサーを交換する時は基本「エキパン」も交換しておきましょう。
「ドライヤ」が一体型の為にコンデンサーもAssy交換します。
新品のコンデンサー
少しでも冷却効率が上がるように出来るだけスキマを埋めながら組付けていきます。
外したコンプレッサー
マグネットクラッチ部分が焼けて色が変わっていました(゜゜)
リビルトのコンプレッサー
ドッキング!
真空引き作業。コレがとても大事!
この状態で一晩放置しておきます。
クリーンでないクリーンフィルター(笑)
ゴミの詰まったエアコンのクリーンフィルターも交換。
次の日に各部に漏れが無いのを確認出来ましたら
じっくりとガスチャージしていきましょう。
どどん!
アイドリング状態で「窓全開」「風量MAX」状態で尚且つ軽自動車でコレだけ冷えれば
ほぼ問題ないでしょう!涼しいです。最高です!(^^♪
誰よりも「エアコン命」なメタボな店主が言うから間違いありませんです(笑)
ということでコレにてカーエアコンの修理が完了!(^^ゞ
引き取りに来られたオーナーにだけはいろいろと為になるお話をさせていただきました。
ということでカーエアコンをキチンと修理して今年の夏こそ快適に~!
それじゃまたな~(^^)/
自動車の「車検・点検・メンテナンス・整備・修理」等に関する
ご依頼はお問い合わせフォームよりお願い致します<(_ _)>
こちらでもいろいろとつぶやいております(^^;)
コメント