オイル漏れを修理する@ニッサンバネットトラック(SK82TN)

日々、寒い日と暖かい日が入り混じっているここ大阪。

みなさま ご無沙汰しております。

早いものでかつて「紅顔の美少年」と謳われた店主も

御年50歳を越えてしまいました(*´з`)

自分が10代の頃は50歳って聞くと

「おっさん以上 爺さん未満」な感じがしておりましたが

実際に自分の年齢が50代に到達した現在、

若い時よりも更に傲慢に(笑) 更にエネルギッシュになっている。

そしてこれから店主は「還暦」という新たなステージ?へ向かって

新たなる野望を胸に突っ走りたいと思うそんな今日この頃です。

(^^♪

ニッサン バネットトラックです(^^)

マツダ ボンゴのOEMですがある時からエンジンオイルが漏れ出し

ドンドン酷くなっていくのは当たり前。それでも

オーナーはいつか自然治癒するのを望んでいたみたいですが

やっぱり無理だったみたいです(笑)

リフトアップして下から点検するとオイルパンのあたりが

エンジンオイルでベタベタ。

「どこからオイル漏れをしているのか?」

じっくりと入念に調べていきます。

ATの前に付いてるプレートを外します。

フライホイールがこんちくは!

ATの方からは漏れていない感じなので

過大なオイル漏れの原因は「オイルパン」&「リヤクランクシール」からと

店主は判断しました(^^)

因みに外したプレートに付随していたゴムのパッキンは

エンジンオイルでふやけて再使用は無理っぽいです。

リヤのクランクシールを交換するにはATの脱着が必要となりますので

まずはペラシャフト外します。

この画像のATのリヤシールも後で打ち替えします。

外すもの外したらミッションジャッキをセットして

慎重にAT本体を降ろしていきます。

無事にATが降りましたよ(^^♪

ハウジングのところにオイルが溜まっておりましたが

コレは漏れたエンジンオイルでしたので

ATの方は問題無し!(^^)

ATはとりあえずこのまま放置しておきます。

先にフライホイールを外します。

外したフライホイール。

プレスして作られているみたいでめちゃ軽い!(゜゜)

このトラックが空荷の時だけダッシュが良いのは

これのおかげだと思われます(笑)

やっとリヤクランクとご対面。余談ですが

偶に「クランクのリヤオイルシール交換の費用を教えて下さい」って

問い合わせが来たりするのですがここまで作業せねばリヤのシールまで

辿り着けない。FF車であればエンジンごと脱着になることもあり

どう考えても修理代が安く済むことはないのだけども大体の金額を伝えると

「そんなにするの!」と言われますので正直疲れます(一一”)

オイルパンからもメチャ漏れてますし

当然のごとくオイルシールからもじゃじゃ漏れ状態でした。

ビンゴ!(^_-)-☆

カチカチなリヤシールを抜いてオイルパンを剥いだところ。

エンジンの心臓であるクランクシャフトがこんちくは!(^^)

分解していくとオイル管理が良くないのが分かります。

オイルパン

スラッジが結構溜まってました。

バッフル

オイルストレーナー。かなり詰まっており

もう少し遅かったらエンジンが焼き付いていたかもです。

こびりついたガスケットをはがしていきます。

オイルパンのガスケットは液体パッキンを使用しており

剥ぐのも一苦労です(一一”)

キレイにガスケットを剥いだらオイルストーンで

表面を均しておきます。

こちらも同じく均しておきます。

新しいガスケットを装着してハウジングを組み付けます。

キチャなかったストレーナー。

新品にしようか迷ってしまいましたが

キレイに洗浄して再使用します(^_^;)

オイルパン用のボルト

クランクのリヤシール

慎重に慎重に打ち込みます。

ここで失敗するとまたATを降ろす羽目になりますので

悲しみが止まらなくなります(一一”)

これでOK!(^^♪

このエンジンはバッフルとオイルパンが2分割されており

先にバッフルに液体ガスケットを塗り込んで装着。

そしてオイルパンに液体ガスケットを塗り付けて装着するのですが

ガスケットを塗る範囲が広いのと気候が暑い夏だったりすると

直ぐに乾き始めるので素早く塗って貼り付ける時間勝負になります。

ほんと大変(一一”)

貼り付けたらすぐにオイルパンをボルトで締め付けていきますが

オイルパンが重くて落ちてくるので店主の手があと4本くらい

ほしいぐらいです(一一”)

やっと組付けが完了しました。

この時点でかなりグッタリしましたよ(一一”)

死ぬほど固く締まったサビに染まったボルト。

キレイに掃除して再使用しましたが

交換しとけばよかったと後悔は先に立ちません((+_+))

フライホイール装着。

ATを載せる前に

リヤのオイルシールを打ち替えておきます。

さっさとドッキング!(^^♪

載せる時の方が降ろす時より大変なんですぜ!

ふやけたゴムパッキンはこのプレートと一体物でしたので

プレートごと交換です。

マフラーのガスケット

マフラーもドッキング!

全部組付けたらエンジンオイルを注入して

エンジン始動!

オイル漏れや排気漏れ等を確認していきます(^^)

最終的に

テスト走行してオイル漏れが完全に止まったのを確認出来ましたので

コレにて全ての任務が完了!(^^ゞ

待ちわびるオーナーにはこのトラックで更にお仕事に励んで頂きましょう。

ということで今回はここまで

それじゃ またな!(^o^)丿

 

タイミングベルト交換&オイル漏れ修理!@ ニッサン バネットトラック
バネット(ボンゴ)トラックのタイミングベルト交換作業です。意外と脱着するものが多いのとカムギアが抜けず手こずりました。タペットカバーからオイル漏れしている車両が多いので要注意です。

 

愛車の

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<(_ _)>

コメント

  1. 作業ご苦労様です。いつも楽しく、勉強しながら拝見しております。
       
        
    私もノンオーバーホールで30万kmも走った軽四ターボのムーヴコンテのKF-DETのエンジン更新を、車載状態で昨年末頃の寒いなかで無事やり遂げましたが、1週間も休みをもらってやったものの、もう二度とこの作業やりたくはないです。

    その更新模様を作成しようとブログを作って途中までアップして放置したままなのですが、FF車のリヤー側のオイルシールとドライブプレートはミッションと分離しないと交換できないので超大変ですね。これらの重整備の苦労はやったことが無い人にはまず分からないですよね、ほんと。
      
      
        
    29万km走行時点でコンテでオイルにじみが生じた時、まずオイル漏れしていた背面のベンチレーションバッフルプレートの液体ガスケットを塗り直すと、次にオイルパンから漏れだし、これも直すとタイミングチェーンカバーから漏れだしたので、結局すべて分解して塗り直すことになっちゃいました。
      
    これらの整備記事はすでに当みんカラの整備手帳にて詳しくアップいたしましたが、この時にはリヤーオイルシールは手つかずで唯一の不安材料として残ってしまいました。
      
    その整備後、今度はピストンリングがへたってきて、始動時の冷間時のみカタカタ音が出るようになり、トラブル前に腰下を更新することに決定し、何の設備も無い自宅の砂利敷駐車場にてしかも車上にてやるので、シリンダーまで全バラして1つずつ取り外し、組み付けはショートブロック状態にしてからトルコンに取り付けました。軽いと言われるKFエンジンでも25kgほどもありました。
      
      
      
    でも不思議に思うのがリヤーオイルシール、なんでASSY供給しないんでしょうかね。補給部品をなんでもASSYにして部品価格を吊り上げてるのに、こんなところこそASSY供給しろよ、と思いながら、新品のリテーナーに新品の大きなオイルシールにカマボコ板を当ててプラハンマーでたたいて圧入しながら思っていましたよ。

    私の場合は融雪剤による軽い腐食と走行距離の点から、割れやかけが生じるのを恐れて、せっかく全部ばらしたので、ドライブプレートもそれを固定するボルト類も新品部品にしておきました。ネジロック剤は修理書のスリーボンドの物ではなく、安かったロックタイトの物を使用。
      
      
      
    結局再利用したのはクランクシャフト本体のみでしたが(オイルパンも再利用しましたが、腰上交換時に代替新に交換)、これは30万kmを走っていてもキズ一つなく劣化が見られなかったです。リヤーオイルシールと接する辺りを真鍮磨きで綺麗にしただけでした。さすがにメタル類は多少やつれていました。
      
      
    作業時間が足らず腰上部分は燃焼室のカーボン落としだけやって組み上げてしまいましたが、シリンダーもピストンもせっかく新品にしたのだからと腰上もすべて新品にしたほうが良いよ、と言われ、後日腰上部分の新品部品をすべて取り寄せ、あらかじめ室内で組み立てておき、新品の腰上を1ヶ月後に腰下へと装着。
      
    1ヶ月の間にヘッドボルトを2回も締めるなんて、ほぼなかろうかと思いますが、初めてやった素人作業なので時間がかかり過ぎ、作業当時は自家用車がコンテの1台しかなかったせいで、一度で作業を完結できなかったです。
      
      
      
    エンジン交換してから問題なく現在まで1万km以上走行し、真冬の-20℃以下の北海道にも無事にトラブル無しに行って帰ってこれました。

    • hakkocars より:

      カクシカおじさんさま コメントありがとうございます。

      自動車も機械の塊である以上、年月を経るに従い各部が消耗していきます。

      ご自分で整備作業を出来る方はこれからもしっかりと愛車をメンテナンスして

      末長く乗ってあげてくださいませ(^^)

      店主

  2. hakkocars より:

    群馬Uさま こんにちは

    こんなブログを長い年月に渡りご覧頂き感謝でございます<(_ _)>

    それと「何でもは出来ません、出来ることだけ」(笑)

    オイル漏れの中でもリヤクランクシール交換は大変な部類に入ると思います。

    めちゃ手間が掛かるのに文句も言われるのであれば誰もやりたがらないですよね。

    陰ながらの応援、痛み入ります(^^)

    @店主

  3. 群馬U より:

    こんばんは。何年もこのサイト見て来ましたが、今回はまたスゴいですねー!
    ATを下ろし、エンジンのオイルパンを外して、下からクランクシャフトを見たのは初めて!?です。何でもできるのですね~(失礼)。メチャ大変なのは分かってるつもりなので、陰ながら応援してます。では(^^)/