スバル レガシィ ツーリングワゴン(BH5) @ 燃料漏れ修理(ガソリン臭い)

みなさま こんにちは(^^)

ここ大阪国も未だ寒さが残ってはおりますが

確実に春が近づいておるようでございます。

スバル レガシィ ツーリングワゴン(BH5) EJ20型エンジン AT AWD 

スバル レガシィ BH5

スバル レガシィ ツーリングワゴン(BH5)です。

ガソリン臭がかなり酷いので診て欲しいと入庫してきました。

燃料漏れ

とりあえずエンジンを始動してみると室内まで燃料の臭いが充満して

オーナーが気分が悪くなると言うのも頷けます(>_<)

これではとてもじゃないけど乗ってられないので早速点検開始です。

何気にエンジンルームを見渡しただけでも右バンク側のインジェクター

からの燃料漏れを発見!(゜゜) 確かに鼻を近づけてみるとガソリンの臭い

が強い。なのでオーナーに報告後に修理作業に取り掛かります。

 

作業は簡単そうに見えたのですが・・・
インジェクターを取り外した状態
インジェクターを外したところ
インジェクターを取り外していくのですが、これが思ったよりも大変。
インジェクターの上に鉄のカバーが被さっており、これを撤去しないと
アクセス出来ませんでした(>_<) またインジェクター自体もなかなか
抜けなかったりとホント勘弁してほしい。
新品のインジェクター
右が燃料が漏れていたインジェクター。左は新品。
オーナーの意向によりインジェクターを全数交換することに。
新しいインジェクターを組み付け
インジェクター交換
新しいインジェクターを組み付け。
タペットカバー脱着
インジェクターを組み付けたら追加でオイル漏れしていた左バンク側の
タペットカバーガスケットを交換します。
タペットカバー
取り外したタペットカバー。きれいに洗浄してからガスケットを交換。
カバーを組み付け
タペットカバーを組み付けて
冷却水を注入
冷却水を注入したらエンジンを始動(^^♪
するとどうでしょう、あのくさいガソリン臭が見事に消えました。
だけどしばらくエンジンまわりに燃料漏れが無いかを点検していたら
消えたはずのガソリン臭がまたもや臭ってくるのですがぁぁぁ(゜゜)
ガソリン臭の正体
EJ20エンジン
調べていくと新たな燃料漏れがあるのを発見しました(゜゜)
オルタネーター脱着
燃料ホースからの漏れ
インマニ下の燃料ホース
インマニの下を走っているフューエルホースからめちゃ漏れておりました。
再度オーナーに報告して無事に了承頂きましたので修理作業を再開。
作業自体は簡単そうに見えたのですが案の上そんな訳がありません。
基本インマ二を取り外してから作業するのですが今回はインマニは外さず
に車上にて修理作業を行います。
コンプレッサー脱着
とりあえず邪魔する物は撤去していきます。そして
取り外した燃料ホース
力技を駆使して取り外したフューエルホース&パイプ。
狭い上にホースが硬化していて抜けずとても大変っす(^^;)
新しいホースに交換
フューエルパイプは洗浄して再使用。フューエルホースは全て新品に
交換して組み付けていきます。
フューエルホース交換
EJ20型エンジン
全て元に戻せば燃料漏れの修理作業が完成です(^^♪
テスト走行へいこう!
テスト走行
全て組み付けたらテスト走行へ行きましょう。
ej20エンジン
最終的に燃料漏れが無いことを確認。あのくさかったガソリン臭も
完全に消え去りましたのでコレにて全ての依頼が完了(^^ゞ
オーナーにもとても喜んで頂きましたので頑張った甲斐がありました。
燃料漏れは臭いだけでなく最悪、車両火災にもなりますので
気が付いた時には早急に手を打ってください。
それじゃ またな!( ̄▽ ̄)

 

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