メンテナンスの重要性(オイル交換)@トヨタ bB

何故かこの世の中には何度も何度も「エンジンオイルの交換を定期的にしてくださいね」と

口酸っぱく伝えても全く聞き入れてもらえないことが多々あります( 一一)

その車を使用する人が「杜撰」なのか「金銭的」なのかは分かりませんが・・・。

自動車も機械である以上、各部のオイル交換が必須です。

オイル交換の不良が原因の故障も今まで沢山見てきましたし修理もしてきました。

そして今回もそんな「杜撰」なオーナーの登場から始まります。

秘密工場にトヨタのbBが入庫してきました。

オーナーは「エンジンオイルが漏れている?」みたいなので点検してほしいとのこと。

早速、ピットに入れて下から点検してみるとエンジンとATの間から少し漏れてきています。

オイルのレベルゲージを抜いてオイルの量をみるとゲージにオイルが付きません。

ゲージ本体も黒く焼けてこの車のオイル管理が杜撰なことがすぐに想像出来ました。

店主「オイル漏れが少しありますがそれよりもエンジンオイルの量が少ないです。

オイル交換の周期が長いのでは?」

お客「ちゃんと交換してるけどな。気が付いたらその都度」

といろいろと問答をしまして

店主「それよりもこのエンジン、タイミングチェーンで駆動していますからもしこのまま

エンジンオイルの交換を怠ると痛い目に遭いますよ」

お客「あ、そう。今度から気をつけるわ。漏れも少ないんやったら暫くこれで行くわ」

という感じでお帰り遊ばされました。しかしこの後、店主の「予言?」が見事に的中するので

あります<(`^´)>

あの「ズボラ」な人から1ヵ月後にお電話を頂きました

お話を訊くと「エンジンからへんな音がする」とのこと。一応いろいろとお話を聞きましたが

店主の心の中では「多分エンジンアウトだな」と確定しておりました(`´)

電話を切ってから20分後くらいにbBオーナーが秘密工場へ到着!

ボンネットを開けて早速、エンジンの音を聞いてみると「ジャーーー」と異音が鳴っており

アクセルを吹かすと「ジャーーーーーーーーーーー」!と更に大きく

猫が威嚇してるような異音がします(`´)

このオーナーに「この前、言っていたタイミングチェーンが逝かれたみたいです」と告げ

修理するには「エンジンを分解&オーバーホール」もしくは「新品&中古エンジンに載替え」

しかないとお答えしました。

こちらの点検&診断を聞いてガックリと肩を落としたオーナーは「とりあえず一旦帰るわ」と

言い残しその場を去っていきました(`´)

オイル交換をサボってきたツケは「大修理」となって持ち主にリターンすることになりました

数日後、bBオーナーから「まだしばらくは乗るつもりやから修理して」と連絡がありましたの

でそれじゃ今回も修理していきましょう~!

まずはbBをリフトアップしてエンジンを降ろすのに邪魔するものを切り離していきます。

bBの整備書によると「メンバーと足回りも一緒に降ろしてね」と記載されており

しかしそうなるとかなりの重量なのでもっと軽く簡単に降ろせるように考えます。

そしてちょっと工夫すればエンジンとミッションだけおりることが判明!

早速、メンバーと足まわりを置き去りにして作業を進めます。

慎重に慎重に!

エンジン&ATが無事に降りました(^^)

次に用意した中古のエンジンにATを乗せる為にこのエンジンから切り離します。

左:載せ替え用中古エンジン

切り離したAT

これがトルクコンバーター(通称 トルコン)。

リヤのクランクシール

エンジンとミッションの間からオイルが漏れるのはココが原因の場合が多いです。

また修理費用が高額になるのはここまでやらないとオイルシールが打ち替え出来ない為でも

あります(^^;) そして中古(約26.000km走行)エンジンにATをドッキング!

そして無事に組み上がったら今度はエンジン&ATを車体に載せます。

降ろすのと逆の順序でエンジンを釣り上げていきます。

エンジン&ATを載せる時のほうが降ろすより大変です。

後で分かったことですが「メンバー」ごとエンジン&ATを降ろした方が

遥かに楽だったことが判明し何度も後悔しました( 一一)

紆余曲折の後、エンジンルームに全てが無事に収まりました。

あとは各部を組付けて調整していきます。

そしてエンジンオイル・LLC・ATFを入れたらエンジンを始動!

きゅるきゅるきゅる「ブォーン!」と軽やかにエンジンは回り始めました。

しばらくはエンジンをアイドリング状態のまま、車体の下から冷却水漏れ&オイル漏れが

無いかを点検していきます(^^)

各部の漏れ&異音がないのを確認したらリフトからbBを降ろして

エアコンシステムの真空引きしてから

ガスを規定量チャージします。無事に全ての作業が終わり街中へとテストドライブ。

エンジンの異音もなくATの変速も問題なし。テスト走行から帰ってきてピットにて再度、

各部の漏れを確認しても全く無問題なのでこれにて完成です(^^♪

完成したbBをオーナーに渡す時に

「今度からはちゃんと定期的にオイル交換してくださいね」と何度も何度も口が酸っぱくなる

ほど言いましたが「はいはい。オイル交換やな。分かってるって」と言って

さっさとbBに乗り込んで去って行きました(`´)

しかし今まで散々オイル交換を怠った為に今回「大きな出費」を経験した筈なのに・・・。

ほんとに判ってくれたんでしょうかねぇ?( 一一)

 

トヨタ プリウスα (ZVW40W) @ 足まわりをリフレッシュする!
プリウスαの車検&サス交換作業です。ショックからのオイル漏れの為に車高調に変更。プリウスのFストラットの交換は色々と脱着しなくてはならず結構大変でした。大阪で車の整備はハッコーカーズへ

 

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