「年齢」をば重ねる毎にやること為すことが「億劫」「臆病」になっている
今日この頃。そして「こうやって人って老けていくんやな~」と工場の片隅で一人
チェアーに腰をかけ修理中の車をポカーンと見つめながら「人生とは?」と哲学的に
一人考え込む店主 (-。-)y-゜゜゜
しかし電話のベルが鳴った瞬間、現実に戻り「こんなところで老けこんでる場合ではない」
人生はもっと楽しいはず!常に新しいことを「妄想 or 創造」しつつ頭の中を活性化!
なんせ「知的好奇心」こそが若さの秘訣だろ?
ということで今回も「町工場 奮闘記」はじまるよ~(^o^)丿
スバル レガシィ(BP5)でございます(^^) 「車検&2年点検」で入庫して来ました。
リフトアップして点検していきますが特にコレといって何も無い感じ。
エンジンオイルを交換。結構汚れておりますな(^^)
ドレンガスケットは必ず交換しましょう。
ふと目が止まったのは
スタビライザーのブッシュ!ではなくて
リンクのブーツ破れでした (^^)
右が新品のスタビブッシュ。かなりヘタってますぜ。
スタビリンクもブッシュも交換してスッキリ~!(^^)
ブレーキフルードもキレイに抜き替えて
排気ガスをチェックしても問題なし。その後車検にも無事に合格しました。
お次はダイハツ ミラV(L250V)でございます。「各部の点検&整備」の為に入庫。
点検してみるとダイハツあるあるなんだなコレ。
タペットカバーからオイルがメチャ漏れでございましたよ(゜゜)
レッツ!洗浄タイム 。
カバー脱着。
カバーパッキン
交換したら
組付けます。
カチカチのパリンパリンに成り果てたカバーパッキン。そりゃ漏れますって(ーー;)
減ったプラグも交換しておきましょう。
リヤブレーキ分解中
リヤのホイールシリンダーはオーバーホール。
ドラムのロックナットワッシャー。よく締めすぎで潰れてますのでご確認を!
お次はスズキさんちのワゴンR(MH21)であります。「車検」&「2年点検」で入庫です。
年式からしてもそんなには走ってはないですね。
リヤブレーキ
フロントブレーキ
(゜゜)!
エンジンオイルがメチャ漏れなのを発見!(゜゜)
こんな時は安易に「○○漏れ剤」等の「ケミカル商品」を注入しないで(笑)
さっさと修理屋さんへ「GO」しましょう。
どうやらオイルが漏れてる箇所は「クランクシール」からみたい。
リヤブレーキをオーバーホールすべく
分解しておきます。
脱着したクランクプーリー。
オイル漏れの原因は思ったとおりクランクのシールでした。
シャフトに傷をつけないように細心の注意をしながらオイルシールを抜きます。
焦らずに時間をかけて新しいシールを圧入します。
組付けたらベルトを張ってエンジンを始動!オイル漏れがないかチェックします。
其の間にさっさとリヤのシリンダーをオーバーホール。
ブレーキ調整をしたら完成!
エンジンオイルの漏れも止まったようなので修理完了!(^^♪
あとはブレーキフルードをきっちり抜き替えて
各データーをチェックして問題がなさそうでしたら
点検&整備&修理作業が完了でございます!(^^♪
ダイハツ ハイゼットカーゴ(S320V)でございます。
「オイル漏れ」の為に入庫しましたよ。
エンジン下部に結構なオイル漏れがしていたので「お約束」のバルブカバー
ガスケットかと思いきや・・・
どうもこの「フタ?」から漏れてきているのがわかりましたよ。
気持ちよく抜いてみたらこんなシャフトになっており
Oリングが完全に「ぺちゃんこ」になってました (゜゜)
これじゃ漏れるなというほうが無理です。
右が新品のシャフトですがどうも「OCV=オイルコントロールバルブ」が
付いていない車両にはこれを突っ込んであるみたいですね。
キレイに洗浄してから組付けてオイル漏れが無いのを確認したら完成。
三菱 EKワゴンであります。何やら「異音」がするとのことで入庫。
点検してみると確かに「カチャカチャ」と定期的にエンジンルームから音が聴こえてきます。
(゜゜)!
「音」の出所を探っていたら「ファンベルト」の背面部分が切れているのを発見!
どうもこの「オートテンショナー」が怪しいので
脱着しみたらベアリング部分が焼き付いてゴリゴリでした(ーー;)
ファンベルトは削れて薄くなって裂けたみたい。ほんと危ないところでしたよ。
脱着!
新品のオートテンショナーをドッキング!
そして新しいファンベルトを張ったら
あーら不思議!あの「カタカタ音」は完全に消え去りましたよ。
最後はニッサン スカイライン(ER34)でございます。
オーナー曰く「サービスエリアで休憩していたら臭い排気ガスが車内に入ってくる」
らしいのでディーラーにも何回か点検して貰ったみたいなのですが診断機を繋いで
「特に問題なし」で終了。もう既に排気ガスでめちゃ目が痛いんですけどね。
現在の走行距離は「魅惑」の25万kmオーバー!まだまだこれからですね。
既に「臭くて目が痛い」排気ガスですが現状を知るためにテスターで測定します。
思ったとおり「HC」が出過ぎてます (ーー;)
テスターでデーターを見てみると「O2センサー」が「リーン」側に張り付いたままで
戻ってきません(゜゜) これじゃ「空燃比」はズレて排気ガスも臭くなりますぜ。
「異常」があっても「異常なし」。
もう少し調べてみます。
電圧は無問題。
オシロで診てみるとセンサーは一応動いているみたいですね。
O2センサー脱着。固着していて緩めるのが大変でしたよ(+_+)
導通したり断線したりと不安定極まりなし(+_+)
以上の結果から「O2センサー不良」と判断しましたので新品のセンサーに交換!
交換後は「張り付き」もなくなりキチンと仕事をしてくれてます(^^♪
再度、排気ガスを測定!
だいぶと良くなりました(^^♪
この時点では少しだけ臭いが残ってますが目が痛くなることはなくなりました。
AACバルブの数値が少し高めなので清掃します。
スロットルボディも汚れているのでキレイに清掃しましょう!
基本的に触らなくてよいスロットルのストッパー部分が弄られた跡がありました。
AACバルブを脱着!
稼動部分は結構ススがこびり付いてましたのでキレイに洗浄しておきます。
エアースクリューもキレイにします。
そして
結果、AACバルブの数値が下がりました。
走行テストで各部の調子を診ます。
戻ってきたら
再度、排気ガスを測定!
ほとんど排気ガスの臭いもせず、いい感じになったと思います(^^♪
コレにて全ての作業が完了!(^^ゞ
排気ガスの「臭い」もほとんど無くなりましてER34オーナーにも喜んで頂いたので
こちらも作業した甲斐がありました。
ということで今回の「日々 コレ 自動車修理」はココまででございます。
それじゃ またな~(^o^)丿

自動車の「車検・点検・メンテナンス・整備・修理」等に関する
ご依頼はお問い合わせフォームよりお願い致します<(_ _)>
こちらでもいろいろとつぶやいておりまする(^^;)
コメント