修理でGO!@ スバル レガシィ(BG5)

みなさま まいどでございます(^^)

前々回から「車検でGO!」

車検でGO!@ ダイハツ ハイゼットカーゴ(S320V)
ハイゼット(S320V)の車検整備&タイミングベルト交換作業です。タペットカバーからのオイル漏れが酷かったのでタイベル交換作業と並行して修理してみました。オイルシールも打替えました。

「点検でGO!」

点検でGO!@ スズキ エブリィ(DA64V)
エブリィのリフレッシュメンテナンスです。今までは車検時にきちんと整備をしてなかったとのことでしたのでブレーキのオーバーホールや各オイルの交換にプラグ・バッテリー交換と作業してみました。

ときて今回は「修理でGO!」でございます。

今の世は自動車ってやつは壊れれば直ぐに「乗り替え」という

風潮でございますがどっこい!そんな人ばかりではございません。

御自分が気に入ったクルマに「時間と手間と費用」を掛けて

出来るだけ乗り続ける。そんな素敵な御仁もたくさんいらっしゃるのです(^^)

どちらがいいのか?なんて店主にゃ正直判りませんが(笑)

只、いつまでも「使い捨て」ではなくて家でもクルマでも服でも

本当に良い物を大事にする文化が少しずつでもこの「日の本」で

育ってほしいと願うだけでございます。

スバル レガシィ(BG5)でございます。

早いものでこのBG系も既に「二十歳」。晴れて大人の仲間入り!

ほ~んと アッという間ですね。

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現在の走行はたったの10万kmをちょいと出たばかり(^^)

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オーナーからのご依頼は「10万km突破記念」であるタイミングベルトの交換です。

それと「ラジエターの水が減る?」らしいので調べていきましょう。

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テスターにて冷却水のシステムに圧力を掛けていきます。

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(゜゜)!

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緑色の液体が落ちてきました!(゜゜)

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ウォーターポンプあたりでしょうかね(゜゜)

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もしかしてラジエターからも?(゜゜)

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とにかく原因を追求する為にラジエターを外します。

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分解中!

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外したラジエター。

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(゜゜)!

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ラジエターの右側のサイドタンクが割れてクーラントが漏れておりました(゜゜)

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パワステのポンプからもフルードがジャジャ漏れです。

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ポンプを外したらこの有様です。

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オイルのプール状態(゜゜)

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洗浄&分解中!

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分解中

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タイミングベルトがこんにちは!(^^)

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パワステのポンプから漏れたフルードがケース内に侵入してタイミングベルトに

掛かってましたよ!(゜゜) フルード漏れを発見したら迷わず早期治療をお勧めします。

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分解中

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必ず同じところがサビに侵食されている「クランクシャフト&クランクギア」

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カムシールからはオイル漏れは無く滲みくらいでしたが

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逆にクランクシールからは結構漏れておりました。

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この曲がったバイパスホースはウォーターポンプ交換時には同時交換しておいた方が吉です。

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取り付け面はきれいにしておくのはお約束(^^♪

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面をサラッと研磨しておきます。

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作業しにくい左バンクのプラグ交換。

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邪魔するものは出来るだけ外すのが鉄則!

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プラグも一応「10万km」交換指定でございます。

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古いプラグ

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新しいプラグ

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左バンク プラグ交換完了!

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右バンクの方が少しマシです。

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カチカチ山のカムシール。いつ漏れても不思議ではありませんでしたよ。

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オイルシールを抜いてきれいに洗浄しておきます。

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クランクシールも抜きます。

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新しいカムシール。

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抜いたところへSSTを使ってオイルシールを挿入していきます(^^)

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左バンク

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右バンク

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クランクシャフト。EJ20エンジンは何故か必ずこの部分がサビおりてます(゜゜)

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純正のガスケット。

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ウォーターポンプを組み付け。

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エルボー型の水ホースも組み付けます。

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カチカチ山なATF用のホースも交換して差し上げました。

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店主の嫌いな樹脂製のカムプーリー。

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折角なんでサーモスタットも交換しておきましょうね。

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新しいタイミングベルトを張ったら

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カバーを組み付け。

折角やるなら出来るだけホース類は交換すべし!

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パワステ用のホース

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ここまで来たらひと安心(^^)

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届いた新品のラジエター。

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電動ファンとその一味を新しいラジエターへ移設します。

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OK!(^^)

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あとは少しでも冷却効率を上げる為に隙間にクッション材を貼ります。

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ラジエターをドッキング!

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リビルトのパワステポンプ。コレもこのままじゃダメなので

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古いポンプからプーリー&マウントを脱着して

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洗浄してから

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ドッキング!しかしこの時点で何かパワステに少し違和感を感じていたのですが・・・

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このバイパスホースもよく後から漏れるので交換しておきます。

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あとはクーラントを注入して

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暫くエンジンをアイドリング状態のままで水温を監視してておきます。

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お次はブレーキ関係を修理していきます(^^)

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分解中

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フロントのブレーキローターも結構痛んでいます。

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ハブ部分のサビが酷くてブレーキローターが中々抜けませんでした(ーー;)

ローターの裏側。かなり削れています(゜゜)

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リヤブレーキ

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分解中

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こちらのブレーキローターも減っておりました。

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サイドブレーキは後で調整してガツン!と効かせますぜ。

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差し入れのブレーキローター

新しいブレーキパッド

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サビに浸食されたハブ。このままじゃ新品のローターがちゃんと座らないので

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出来るだけ地味に削り込んでみました。

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組み付け中!

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ここまできたらキャリパーもオーバーホールした方が良かったんじゃね?

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半端なくストレスがかかっているブレーキシステムはトータルでメンテナンス

したほうが良きですね。

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フロントブレーキが完成(^^)

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リヤブレーキも完成(^^)

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各キャリパーからブレーキフルードを抜き替えします。

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車体をリフトから降ろしてみると何やらステアリングが重い?というか

すごい違和感があります(゜゜)

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もしかして原因はリビルトのポンプか?

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リフトアップしてステアリングを切ると軽い・・・

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ということはやっぱりリビルトのポンプがアウトじゃないかよ!(`´)

組んだ時の嫌な予感が的中!泣いていても直らないので すぐにオーナーに連絡。

しばらくしてオーナーから

「リビルト屋から店主のところへ直接連絡があると思いますので詳しい状況を

説明してもらえないか」とのこと。了解して待っているとリビルト屋から連絡があり

何か知らないけど色々と聞かれたがこちらには全く非はないので

「別段、壊れてもいないオイル漏れしているだけのポンプを交換しただけですが!」と

言ったら相手も納得したみたいで急いで代替のポンプを送ってきました(^^)

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二度手間ですが再度分解していきます(ーー;)

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送られてきた「リビルト」のポンプ(左側)。これも壊れてたら赦されない!(`´)

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組み付け完了!

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フルードを注入してきちんとエア抜きをしてみると

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今度はちゃんとパワステが効くようになりました(^^)

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あとは「びゅいーん」と

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走ってみて

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ピットにて「オイル漏れ&水漏れ」等がないのを確認したら

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これにて全ての任務が完了!(^^ゞ

お待ち頂いているオーナーにも無事に納車させて頂きました。

いろいろとトラブルがありましたがこれでまだまだ乗れる。というかこれから

もっともっと乗り続けて頂きましょう。

それじゃ またな~(^o^)丿

 

スバル レガシィ(BP5)@ エンジンの異音&チェックランプ点灯
エンジンから異音がするとのことで入庫してきたスバル レガシィ(BP5)。チェックランプも点灯しており診断機で調べると2次エアーポンプがダメとのことで中古のポンプに交換したのですが・・・

 

 

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こちらでもいろいろとつぶやいておりまする(^^;)

コメント

  1. 店主 より:

    スバルスキーさま コメありがとうございます。
    毎回100~120枚くらい写真を撮っておりますが昔々は一々現像に出しに行ってましたから
    それから比べると「デジカメ」はめちゃありがたいっす(^_^;)
    拙いヨゴレ?な当ブログですが良ければこれからも見ていただければ幸いデス(^^)

  2. スバルスキー より:

    写真を撮りながらの整備作業は大変でしょうね。
    丁寧な仕事ぶりに敬服します。

  3. 店主 より:

    あれっくすさま こんちくわ!(^^)
    「リビルト品」
    確かにハズレ多いような気がします(^_^;)
    組んでみないと分からないものが多いので困ります
    「ネタ?」はいらないのでまともな「リビルト品」
    を(ーー;)

  4. あれっくす より:

    おやびん、なんかリビルドのハズレ率高くないっすか?(読者の感想・・・)
    ハズレだからネタになってるのか???
    頑張ってくださいまし<(_ _)>