故障探求の世界!@ ホンダ アコードワゴン(CM2)

最近、店主の住む素敵な町も朝晩はずいぶん涼しくなりました。

おかげで夏の暑さから開放されて作業が「捗る」「はかどる」はずもなく。

疲れ切った自分自身のリフレッシュを兼ねて「お酒」に「釣り」にと

日々、邁進致しております (^^♪

ということで今回入庫して来ましたのは

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ホンダ アコードワゴン(CM2)でございます。

「発電しない?」とのことで秘密工場へ来ることになったのですが

「自走」で来た為に道中でエンジンストップ!(゜゜)

結局ロードサービスに運ばれてなんとか入庫してきましたので

早速、オーナーに詳しく話を聞いてみます。

オーナー曰く「ある日、メーター内に警告灯が点いてエンジンが止まった。

なので某ディーラーへ持っていって診てもらったら

「オルタネーターの発電不良」だというので「オルタネーター」&「バッテリー」を

交換してもらった。しかし後日 同じ症状になり作業をした某ディーラーに再度入庫。

再び「オルタ&バッテリー」を交換? そして数日後、またもや同じ症状になり

某ディーラーに再再入庫!(ーー;)

そして三度目の正直かは知らねぇがまたもや「オルタネーター&バッテリー」を

交換されたらしく作業をした某ディーラーのメカからは

「診断機でみたらきちんとバッテリーの電圧があるのでオルタネーターは問題ない」と

言われたみたいです。しかし哀しいかな暫くすると案の定、前回と同じく

「エンジンストップ!」(゜゜)

さすがにオーナーも某ディーラーを信じられなくなり今度は自動車の電気関係のプロである

「電装屋さん」に行ったらしい。だけども結局そこでも根本的には解決できず(ーー;)

彷徨い続けた結果、とうとう一縷の望みを持って「町工場のおにいさん」のとこに

来たってことでした。ε=( ̄。 ̄;)フゥ~

ということなんで早速 車をお預かりまして「魅惑」の故障探求の世界へ

行ってみましょ~い!(^o^)丿

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今現在、当然ながらセルも回らね状態なのでまずはバッテリーを充電します。

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フル充電完了!

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エンジンを始動してみると

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「ド派手」にいろんな警告灯が点灯中!(゜゜)

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オーナーに某ディーラーで作業完了した時に「警告灯」は消えていましたかと

お尋ねしたら「点灯したままでした」とのこと。ありえね(`´)

そして某ディーラーが入庫の度に「診断機」を車両に繋いでデーターをプリントアウト。

データーを見た時点で「何かがおかしい」と感じなかったのか?(`´)

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高価な「診断機」に頼りすぎて根本的なことが分かってないんじゃねぇのか(`´)

とにもかくにも「電流」を測定するとほとんど「発電」しておりません(゜゜)

よくオルタネーターの良否を「電圧」で判断するのが一般的には言われてますが

あくまでも「目安」であって それよりも大事なのは「電流」です。

オルタネーターから直で測定しても「発電」されておりません。

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配線図を用意して電気の流れを調べております。

サーキットテスターを使って一つずつ「電気の流れ」を追いかけていきます。

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調べてみてわかったことはオルタの「IG端子」にかかる電圧が明らかに低いことでした。

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これじゃ何度オルタネーターを交換しても「発電」しないでしょうが!(`´)

しかし、どこかで「接触不良」しているのか?はたまた「断線」しているのか?

う~ん(ーー゛)

とにかく関係のあるところを

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どんどん調べていき

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この時点で故障箇所をだいぶ絞込みましたよ!

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あとは「自作SST」を使って更に範囲を狭めていき

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ほぼ「断線」している箇所を発見!(゜゜)

車両側ハーネスを交換するとなると「高価」&「大ゴト」になるので

配線が使用可能なところまでカット&加工して修理しました(^^♪

その結果、

オルタネーターはちゃんと発電するようになりましたよ!(^^♪

無事にチャージランプは消灯!

しかし何故かエンジンとABSの警告灯は点灯したまま(゜゜)

これは何かほかにも原因があるはずです。

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テスターで点検したら

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エラーが3つ4つ出てきましたよ!(゜゜)

エラーコードを消去してもすぐにまた表示されるのでたぶん複数の「エラーコード」は

全て関係してるんじゃねと考えたので新たに配線図を用意して

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追いかけていくと・・・

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ビンゴ!(^^) さらに調べていくと「ヒューズボックス」が一番あやしい!

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運転席の足元の奥にあるヒューズボックスを「ナントカ雑技団」ばりに

体を「くの字」に曲げたままでなんとか脱着!(>_<)

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そして、問題のありそなところを点検していたら導通したりしなかったりする。

内部で「配線焼け」かと思ったけどどうも「接触不良」みたいな感じがする(ーー;)

「ヒューズボックス」さまも結構なお値段しますので

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とりあえず問題のありそうな端子を全部「ヤスリ」で丁寧に磨いてから

「化学のチカラ」を吹きかけて組んでみると・・・。

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あ~ら不思議!全ての「警告灯」が消えてしまった!(゜゜)

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そのままテスト走行に行ったりもしましたが全く警告灯は点灯せず。

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最大限に負荷をかけた状態でもオルタネーターの「チャージ量」は無問題なので

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これにてトラブルシュート完了でございます!(^^♪

しかし今回の修理作業、ほんとに苦労しました。

目には見えない「電気」の流れを追いかけて探求していくのは

皆さんが想像する以上に大変なことなのです(ーー;)

我々修理する側が「長い時間」と「手間」を掛けてトラブルシュートしても

結果的に「報われない」ことも往々にしてあります。

今回の某ディーラーの対応は全くの「問題外」ですが(`´)

自動車の「故障探求」にかかせない「診断技術」なるものは昨日今日で

すぐに身につくものではなく今の世の中のように「デジタル」&「ネット」で

いろんな「情報」が溢れて尚且つ簡単に手に入る時代であっても また、

どれだけ最新の機材や設備を整えたり、いろんな講習を受けたとしても

決して得られない (`´)

結局は自身で体験を重ね、泣き笑い、常に「トライ&エラー」を恐れずに

「経験値」を積むことでしか得られない。

今も昔も店主はそう思っております(^^)

 

キャリパーO/H&サス交換 @ ホンダ アコード ユーロR(CL7)
ホンダ アコード ユーロRのサスペンション交換&ブレーキのオーバーホール作業です。サビが酷くていろいろと泣かされましたが良い感じに仕上がったと思います。自動車修理はハッコーカーズへ

 

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「車検・点検・メンテナンス・整備・修理」等に関する

ご依頼は「お問い合わせフォーム」からお願い致します。

<(_ _)>

コメント

  1. 店主 より:

    アコード乗りさま コメントありがとうございます(^^)
    バッテリーを交換後「電流」を測定するところは意外と少ないのか?多いのか?は知りませんが(^_^;)
    オルタネーターの良否を判断するのには必須だとコチラでは考えております。
    確かに、警告灯の点灯したまま返却はナイですね(笑)

  2. アコード乗り より:

    こんにちわ。
    通りすがりアコードワゴンcm2 乗りです。
    プローブ咬まして電流測れる車の修理屋って案外少ないのかもしれませんね。
    しかしオルタネータ連続2回交換、しかも警告灯つきっぱなし返却って・・・
    2回目交換した時外したオルタネータ欲しい!
    @そろそろ走行10万キロ、目指せ20万キロ☆

  3. 店主 より:

    あれっくすさま こんにちは (^^)
    おっしゃるとおり びっくりするほど時間がかかってます(笑) 
    この時間を全て請求したら目ん玉、飛び出しますよ!(^O^)
    なぜに接触不良なのか?ご想像におまかせします(笑)
    ご自分で心ゆくまで「探求」してわからなければ
    ご連絡くださいまし!(^^ゞ

  4. あれっくす より:

    お疲れ様でした。
    お約束の断線探しには読者としてはびっくりしませんが、時間はびっくりするほど掛かるんでしょうね。
    しかし接触不良とは、水が掛かったか、疑いたくはないが車ごと水遊びしたか・・・それとも粗悪な部品か???
    最近のディーラーメカは・・・以下検閲。
    オレンジとか黄色は論外なんで、購入しかしませんが。
    やっぱり自分で診るしかないのか?
    困ったらお願いしよう。

  5. 店主 より:

    京都のV6さま こんにちは(^^)
    ほんと電気関係のトラブルシュートが一番泣かされます。
    ディーラーも昔は職人気質なメカもいましたが(笑)
    今回登場のメカは勉強不足というかなんちゅうか・・・。(ーー゛)
    確かに「オヤジさん」もあの世で嘆いているかもしれませんね!
    (^_^;)

  6. 京都のV6 より:

    ご無沙汰でございます。
    今回もあっぱれですね!
    ブログでこれだけですから実際は、ゾッとする位の仕事量なんでしょうね。
    しかし、こんな某ディーラーメカが居たら宗一郎さんも成仏できませんなぁ。