毎日 毎日 僕らは鉄板の~♪ということで今回は日々、秘密工場にて密かに
繰り広げられる作業の中からランダムにピックアップしてみました。
自動車の「点検&整備&メンテナンス」をすることの重要性が
少しでもお判り頂けましたらコレ幸いでございます(^o^)丿
ダイハツ ムーブ(L150S)であります。オーナーは最近ネットで中古車を
購入したみたいでしたがどうもオイル漏れがしてるらしくとても気になるので
一度点検してもらえないかと秘密工場へ来社。
それじゃ早速 点検していきましょうぜ。
ピットから下回りを点検。確かに辺り一面がオイルでベタベタとしており
オイルの焼けた独特なあの匂いが充満しております(゜゜)
まずはオイル漏れの原因を探っていくのですが基本「液体は上から下へ流れる」が道理。
なので一番怪しいタペットカバーのパッキンを交換することに・・・
分解中
エアクリーナーケースの中もスロットルボディもブローバイの吹き返しで汚れています(゜゜)
これ一つとっても過去の「オイル管理」が良くなかったことがよく判りますね。
ブローバイのホースが「カスタードクリーム」でメッチャ詰まってました(゜゜)
コレじゃブローバイガスの逃げ場が無くなりますので圧力は逃げ場を探し結局
弱い部分(オイルシール等)を攻撃しますのでそこからオイルが漏れることになります。
自動車が機械である以上は定期的なオイル交換はとても大事です。
やっとご対面!
思った通りの素敵な焼け具合でした(゜゜) オイル交換のスパンが長かったんでしょうね。
べたべたでドロドロのきちゃないタペットカバー(゜゜)
ブローバイの通路には例の「カスタードクリーム」が大量に詰まってます(+_+)
柔らかいゴムのパッキンがカチカチのパリパリです。そりゃ~漏れますって。
新品のパッキン
取り付け面をキレイしたら
ドッキング!
全て組み付けたらエンジン周りのオイルがベタベタのところを出来るだけ強力洗浄して
からエンジンを始動!そして暫くはオイルの漏れをチェックしましたが今のところ漏れも
問題なさそうなのでコレにて作業は完了(^^)
オーナーには「過去のオイル管理の悪いのは今更どうしようもないのでコレからは逆に
かなり短いスパンで定期的に「オイル&エレメント」を同時交換し続けるとエンジンの中も
かなりキレイになっていくと思います」とだけアドヴァイスしておきました。
三菱のミニキャブVでございます。「寒い日の朝の始動が悪く、エンジンが掛かっても
すぐに止まってしまう」という難儀な仕様であります。一応ザッーとですが一通り点検して
みましたが「コレ!」と断定出来るところもなくあと考えられるのはアソコだけかも?
怪しいと思われるスロットルとISCバルブを調べます!
脱着!
分解してみるとスロットルバルブも結構汚れてましたよ!(゜゜)
ISCのパッキンは交換しておきます。
ISC自体はそんなに汚れてはいない感じ。
一応、コイルも生きてるみたいだし
スロットルバルブもISCも出来るだけキレイにしてみました(^^)
そして全て元通りに組み付けてエンジンを始動してみると・・・・・
不思議なことにちゃんと始動してファーストアイドルもするようになり
アイドリングも安定しました。とりあえず良かったぜ(^^;)
トヨタ ヴィッツであります。「車検&2年点検」のご依頼で入庫してきました。
リフトアップして点検してみますが
特にこれといって問題はなさそうです。只オーナーからは
「山を上ったり負荷をかけたりするとカラカラ音(ノッキング?)がするんです」と
お話を聞いておりまして更にオーナーは「ノックセンサーを交換して欲しいんです」と
言われますので従順な店主は直ぐに作業に取り掛かりました(^^)
まずはエンジンルームを軽く見渡しましたがノックセンサーが全然見当たりません(ーー;)
仕方がねぇので修理書をば見てみるとどうもインマニの下辺りに居ることが判明!
しかも交換するには「インマニ脱着」が必要だとぉ!(゜゜)
下側からインマニを見てみます。
(゜゜)!
見つけたぜ!(゜゜) でも下側からもめっちゃアクセス悪し!(>_<)
上からは全く話にならねえし・・・
何とかインマニを外さずに交換する方法をしばらく模索します。
店主の華奢な腕でも何とかなりそうなスペースを発見!(゜゜)
でもって腕が「スネークキューブ(古)」みたいな感じの無理な角度で
エンジン裏にアクセスしてみました。
センサーに刺さってるコネクターを「そっ」と抜いたら
センサーの上部が気持ちよく簡単にモゲてきましたよ(>_<)
そしてやっとのことで抜いた「ノックセンサー」
新品との比較。
元のセンサーはプラスティックの部分は「モロモロ」鉄の部分は「サビサビ」でした。
そしてNEWのセンサーをドッキング!
何か見た感じはとっても簡単に組み付けたように見えておりますが
実際は「腕・肘・肩」が関節技で極められた状態になりしかも何回もツってます。
無事に組付け完了(^^♪
テスターで点検したり
排気ガス計測したり
ヘッドライト調整したりしました(^^♪ そして更なるオーナーからの追加依頼で
運転席のウェザーストリップとモールを交換したり
エアコンのイルミの球を交換したりしましたよ。
最後にもう一度テスターにて点検したら完了(^^ゞ
後日オーナーから「気になっていたカラカラ音が消えました!」とメールを頂きました。
お陰さまで腕もカラダもココロまでも「バキバキ」になって次の日から筋肉痛で
大変でしたけど(笑) とにもかくにも直って良かった(^^)
スバル レガシィー(BL5)であります。「車検&2年点検」のご依頼でございまする。
スバル単独としては最後のレガシィ。
スバル最後のエンジンはこの「EXマニ」の変更を受けた為に「静かさとスムースさと
パワーアップ」を手に入れましたが排気干渉からなるスバル独特のあの「ドロドロ音」を
失ってしまいました。個人的にはスバルは「ドロドロ音」と引き換えに大事なものを失ったと
今でも思っております。そんな世迷言は置いといて
フロントブレーキ
スライドピンの動きが悪くて片減りしています。
リヤブレーキ。こちらも同じように片減りしておりました。
破れてるわけではないですが何故かグリスが漏れてくるドラシャのインナー側。
ロアアームのブッシュ。ここもそんなに距離が出ていなくても割れてきます。
元々、無理な角度で取り付けられているので仕方がないのかもです。
クーラント交換時には必ず同時交換します。
今回の主役「スライドピン」。全くといってもいいほどグリスが無いです(ーー;)
コレじゃキャリパーも良い仕事が出来ません。ブレーキパッド交換時にはスライドピンに
グリスをばたっぷり奢ってやりましょう。
コレだけ片減りしてました(゜゜) 均等に減ってればまだまだ使えるのですが
意外と気が付かないところです。勿体無いけど全部交換します。
リヤ側
リヤ側も同じくグリスっ気がありません。
フロント&リヤブレーキとも組付け完了(^^)
クーラント入替え中。
ついでにエアエレメントも交換。
水温をテスターにて監視してオーバーヒートするのを未然に防ぎます。
ブレーキフルードを各輪からキレイに抜き替えたら
排ガスを測定して
結構ズレてる光軸を測定&調整します。
グローブボックス分解。
埃の詰まったとてもきちゃないエアコン用クリーンフィルターを交換したら
全ての作業が完了です(^^ゞ
ということでコレにて今回は終了でございます。
それじゃ またな~(^o^)丿

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