ある日のこと、あるお客さんがあるガソリンスタンドにて
エンジンのオイル交換をしました(^^)
そしてそこの店員さんから
ガソスタ店員「お客さん、エンジンオイルがかなり漏れているので
早急に修理したほうがイイっすよ!」
お客さん「えっ!(;゚Д゚) エンジンオイルが漏れてる?」
ガソスタ店員「よかったらコチラで修理しましょうか?」
お客さん「ちょ、ちょ、ちょっと待って・・・」
というやり取りの最中に店主のところへ電話が掛かって来たのでした。
とりあえずガソスタの店員さんには丁重にお断りして頂いて
こちらで預かってみることに・・・。
入庫してきましたのはスバル レガシィ(BH5)でございます。
早速リフトアップして下から点検します。
確かに全体的にベタっとしておりますが下から点検してわかったことは
「オイル漏れ」の原因はエンジンからでなく
ステアリングラックからの漏れが一番の原因で
その次にフロントデフのサイドシールから漏れておりました。
そしてドライブシャフトのインナーブーツも破れておりました(゜゜)
早速このレガシィのオーナーに連絡してエンジンオイルの漏れではなく
パワステ&フロントデフからのオイル漏れだということを伝えましたところ
オーナーから改めて修理作業をご依頼頂きました。(^o^)丿
ということでまずはドライブシャフトを抜きます。
車上でインナー側だけを脱着します。
グリスで汚れたインボードをキレイに洗浄します。
タイロッドを切り離し
パワステラックに入っているパイプを切り離しますがコレがひと苦労です。
全てを切り離したら
ステアリングラックを脱着!(^^)
改めてマジマジと観察してみるとあちらコチラから結構漏れてましたよ!(゜゜)
今回は「リビルト品」のラック&ピニオンを使います。
(手前:リビルト品)
元のように組み付けます。
フロントデフのサイドシールを交換します。
レガシィ系はココから結構漏れているクルマが多いです
サイドベアリングがこんちくわ!
オイルシールとOリングを同時交換します。
交換したら
デフにドッキング!反対側も少し漏れていますので同じように修理します。
新しいブーツをセットして
ドライブシャフトもドッキング。油汚れもきれいにしてスッキリ!(^^♪
組付けた後は
パワステフルードを注入してフロントのデフオイルを交換。
各オイルが漏れてこないのを確認しましたら
完成です!ヽ(´▽`)/
「オイル漏れ」の修理は漏れている箇所の特定と漏れの「真の原因」を突き止めないと
いつまでも漏れが止まりません。単発で漏れているのか?それとも複数箇所で漏れているのか?
その見極めが肝心です(゜゜)
なかなか気がつきませんが少しでも「オイル漏れ」を確認したら大きなダメージになる前に
早めにご相談くださいませ。
ではでは(^^♪

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