日々、自動車の修理作業に勤しんでおりますが
そのなかでもスポットライトを浴びることなく
静かに過ぎていく作業も往々にしてあるわけで・・・(^_^;)
そんな中からいくつかをピックアップしてみました。
複雑に入り組んだ自動車修理の世界をご覧くださいませ!
(^^)
まず最初はトヨタ チェイサー JZX100であります。
この車は「10万Km突破記念」の為、
「タイミングベルト」と「ウォーターポンプ」交換のプレゼントです(^^)
ラジエターを脱着した方が作業はとてもやり易いです。
外したラジエター。
古い方のウォターポンプはインペラーが樹脂でしたよ(^_^;)
ドッキング!(^^♪
お次は
ホンダのオデッセイです(^^)
オーナーのところで眠っていたレカロシートの取り付けです。
そのままオデッセイにボルトオンでは付きませんので
まずはシートレールを探します。が
シートの型式が印字してあるシールが擦れてて
解読するのにかなり苦労しましたよ。
(ーー;)
なんとか調べてシートレールをゲットしましたので
早速装着していきます。
ええ感じですばい!(^^)v
このレカロシートは電動シートなのですが「配線図」も全く無い状態(一一”)
なので独自にリレーを追加して配線も新たに引き直しました(^_^;)
思った以上に時間も手間も掛かりました(ーー;)
おまけに
加速時に「ガンッ」と大きなショックがくるので調べてみると
右サイドの「エンジンマウント」がちぎれてました(ーー;)
リヤのエンジンマウントも切れていたので「同時交換」
おかげであの不快なショックは嘘のように消え去りました。
「エンジンマウント」の交換は効果絶大です!(^^)
お次は
アウディQ5です。
リヤのガラスにスモーク貼りのご依頼でした。
その間に各部をチェック。
実はこのエンジン、
2000ccの直噴みたいなんですが
めっちゃ走ります(゜o゜)
アウディさまをナメてました。
重い車体を感じさせないぐらいほんとにパワフルです!
エンジンとATのマッチングがいいんでしょうか?
国産のタルい直噴エンジンとは全然違います。
(^^)
オイラ的にはアウディの高感度大幅アップです!
それから純正のHDDナビが付いているので
外して調べてみると新しいタイプみたいで
当然ながら走行中のナビ操作やTV視聴は出来ないみたいです(^_^;)
そして
プリンス スカイライン54Bです。
点検中!
キチンと手入れしてキレイに乗ってはります。
ほとんど何もなかったんですが
番号灯が点かなかったので分解するとランプ内が水没・・・(>_<)
年式的にもゴム類が劣化してきているので仕方ないです。
ランプを抜いて
サーキットテスターで計測してみると導通してません
なので中の錆をキレイしてから組みなおしました。
これからもいろいろと大変でしょうが
末永く乗り続けて頂きたいです。
お次は
ホンダ ビートでございます。
ブレーキ関係を「リフレッシュ」。
分解中!
この「バブルのもうし子」も18歳になりました。
(^_^;)
もうこんなサイズでバイクのように回るエンジンをリヤに積んだ
オープンスタイルの軽自動車は中々出てこないんじゃないでしょうか?
是非、時間と手間とお金をかけていい状態をキープして頂きたいです。
(^^)
そして
ちょっと大きくなった「弟分」がコレでした!
ホンダ S2000です。
良い車なんですけど・・・ (^_^;)
スタイルもいいし(^_^;)
ホンダ唯一の「VーTEC」で「FR車」ですし!(^_^;)
なので是非とも大事にしてくださいませ!(^_^;)
そして
「車上荒らし」にあいましたのは
ダイハツ ハイゼットカーゴ S320Vであります(+_+)
キーシリンダーが潰されて困るのことなので
早速 修理していきましょう!
まずは
ドアトリムを脱着しましてキーシリンダーを脱着。
外したキーシリンダー(右側)は見事に粉砕!(゜o゜)
新しいキーシリンダーの内部を組替えてドアパネルを「簡易的」に修正しました。
そしてキーシリンダーを組付たら
作業完了です!(^_^;)
しかし
ほんとに「車上荒らし」が多いです(--〆)
イモビライザーが付いてようが関係ないくらいヤラれてます。
メーカーオプションのナビでも盗難されると「ウン十万」なので
高いですけど「車両保険」のありがたみがよくわかります。
そして
修理作業ではないですがダイハツ新型タントの講習会です。
パワースライドドア関係。
部品点数も多く、構造も複雑すぎます。
故障した時は修理代が「高額」になるのだけはよくわかりました(笑)
オイラたち整備業はこういう講習会等で
新しいクルマのエンジンや構造等を学んでいるんであります
(^_^;)
KFエンジン。
最後は
チャイナ生まれの「バタンコ」
オイラも初めて見ましたよ(゜o゜)
三輪車でハンドルもエンジンもまんま「バイク」です(笑)
オーナー曰く、
「リヤのブレーキからオイル漏れしているので直してほしい」と
来社されました。
見るとリヤの配管を分岐するところから漏れるみたいで
御自分でコーキングしておられました。
(゜o゜)
「新車で買ってから1週間くらいで漏れてきた」らしいのですが
とにもかくにも危ないので
オイラは「配管を作りなおすので時間を頂きたいんですが?」と聞くと
オーナーは
「仕事で使ってるのでなかなか時間を空けられない」というので
とりあえず点検してみることに・・・。
配管を分解してよく観察してみます。
そして判ったことは
ジョイント部分の左側の凸だけが何故か小さいのに対し、
銅パイプの先が大きく「シングルフレア」になっており
どう見てもサイズが合っていないので漏れてるみたいです。
ていうか
全てにおいて「雑」な作りです。(^_^;)
しかし何とかなりそうなので早速作業にかかります。
ブレーキの銅パイプのフレア部分をカットし、相手の凸に対して
ダブルフレアさせていきます。
フレアナットは工場に「ニッサン用」の新品を
在庫してましたのでそれを使い
組付けたらブレーキフルードを入替えて完了!
(^^)v
ブレーキフルードが漏れてこないのを確認!
なんとかその日の内に納車することが
出来ました。(^^)
オーナには
「フロントのブレーキも全然効いてない状態で危ないので早急に修理して下さい」と
お話ししておきました(^_^;)
オーナーは「今からフロントのブレーキを探しに行ってきます」と言って
オイラの工場から「パタ パタ パタ」と走り去って行きました。
今回もいろんな車を修理できて中々に楽しかったです。
ということで
それではまたお会いしましょう!
(^o^)丿

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<(_ _)>
コメント
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こんばんは
バタンコ、おもろい乗り物ですよね(笑)
わたしもはじめて触りましたが・・・。
ちょっと「ブレーキ」が
プアな感じを受けました。
ベースがバイクなので仕方がないですが。
またいつでもお越し下さいませ!
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四国でバタンコに乗っている者です
こんな所までサイズ違いとは 驚きました
情報が少ない乗り物なので 勝手ながら みんなに知らしてしまいました 事後報告に成りますが 写真1枚もらいました すみません
また寄せて頂きます。