ある日のこと
冷却水漏れの為、ベンツのC200が入庫してきました
(^^)
とりあえずエンジンルーム内を見てみると
ラジエターのLLCクーラント(緑色)が漏れた跡が見えます
どうも
ラジエター本体から漏れてきてる感じです。
(^_^;)
そのままお預かりして
早速リフトアップします
アンダーカバーを外すと
こんな風になっていました。
ジャジャ漏れっす。
(ーー;)
まずはクーラントを抜きます。
ドレンのところにホースを差込み
コックを緩めクーラントを排出!
次に
各ホース類を外して
ラジエターのシュラウドを外すのですが
ココでいつものクーリングファンが邪魔をします
(・へ・)
このファンクラッチをSSTで回り止めをして
センターの大きなナットを緩めるのですが
このナットが「めちゃくちゃ」固く締まっていて
全く緩みません
(>_<)
なので
ファンを残したままチカラ技にてシュラウドを抜き取ることに・・・。
しかし
コレが意外とうまくいき「ほっ」と一安心デス(笑)
ラジエターを引き出してエアコンのコンデンサーと分離します。
外したラジエター。
漏れてるのは
サイドタンクのところからでした。
そして
新品のラジエター(オーナーからの差し入れデス!)
新旧のラジエターを並べて「ホース&パイプ」を組み替えます。
組み替えたら元通りに組みつけていきます。
シュラウドを組みつけて
水を注入したらエンジンをかけてエア抜きをしていきます。
更に回転を上げて冷却水をまわして
熱いうちにドレンから水を抜きます。
(^_^;)
これを何回か繰り返してキレイになったところで
新しいクーラントを注入!
最終的に水漏れがないのを確認出来たら
完成です!
(^^)v
このW202、もう結構「いい歳」ですが
あらためてマジマジと見てみると
メンテナンスに関してはよく考えてあり
非常にシンプルに出来てます。
(^_^;)
逆に最近の国産車のほうが
メンテナンスしにくいんじゃねぇか(笑)
何事にも「シンプル イズ ベスト」だと
常にオイラは思っているんですが
今回このベンツを整備してみたら
車は古くなっても「古臭くない?」
欧州車のクルマづくりの考え方に脱帽です。
(^_^;)
オイラは
「MADE IN JAPAN」の車が
最高だと思い今日まで精一杯メンテナンスしてきましたが
どうも「井の中の蛙」だったみたいです
(^_^;)
やっぱり世界は広いのです!

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