オーバーヒート?の修理&ATF交換!@トヨタ クラウン(GXS12)【車検とATF交換@東大阪!】

2017年6月23日

突然

オイラのところに「SOS」の電話が かかってきました (゜o゜)

電話のヌシは

以前にいろいろと修理した クラウンのオーナーでした

詳しく お話を聞いてみると

「前回、オイラに言われていたように 山道を走って 負荷がかかると

やはり水温が上がり オーバーヒートしてきました。なので ネットで

ファンカップリングを中古で購入。 バラシて 中のオイルを交換したのですが

あいにく「Oリング」がなく そのままキレイにして組付けたのですが

やっぱり 漏れてきまして 仕方なく元のカップリングに交換しようとしたら

ネジが潰れてしまい、締めることも抜くことも出来なくなったので なんとか

なりませんか?」とのことでした (^_^;)

とりあえず 来社してもらい クラウンを預かりまして

「点検&診断作業」の 開始です!

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リフトアップ!

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ご存知 名機?「1Gエンジン」であります。

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見ての通り ファンカップリングは

ウォーターポンプに4個のナットで直に取付けられているのですが

悲しい?ことに 普通に外れたのは 一箇所だけで

後の3個は 相手側のスタッドボルトのネジ山が完全に潰れて

締めることも外すこともできません (-_-;)

いろいろと

あの手 この手を使いますが まったく外れる気配がないので

秘密兵器? の

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これを使います

プーリーを固定して

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このツールをナットへ セット!

どんどん どど~ん! と

締めこんでいくと・・・・・

無事に3個のナットを抜くことができましたよ! (^^♪

しかし

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見事に 3本のスタッドボルトが潰れてます (゜o゜)

そして ここで問題発生!

ナットは部品としてあるのですが

このスタッドボルトは ウォーターポンプAssyに付属されているものなので

単品での補給がありません (゜o゜)

「ウォーターポンプを交換するか?」or 「スタッドボルトを新規で製作するか?」

オーナーと連絡を取り合いまして ウォーターポンプを交換する「時間」と「工賃」を

考えたら 「新規」で スタッドボルトを製作するほうが得策だということで

スタッドボルトを オイラの知り合いに製作してもらうことになりました (^_^;)

ボルトが製作されて 手元にくるまでの間に

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固く締まった スタッドボルトを あの手この手で抜きまして

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ネジ山にタップをたてていきます。

そして しばらくして

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「スタッドボルト」が出来てきました! (^^♪

早速

このボルトに「ロック剤」を塗布してから

専用ツールにて ウォーターポンプに組付けていきます。

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無事に取り付けましたら

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新品のファンカップリングを組付けて

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ベルトを張りまして 完成です!

(^_^)v

しかし

思っていたより めちゃめちゃ大変でした (>_<)

ということで

お次は 今回の修理のついで?の依頼であります

「ATF交換」にまいりましょう!(笑)

このオーナーは オイラのブログを 隅から隅まで見て

自分のクラウンも ちゃんとATFを交換しなければ アカンのではないか?と

「洗脳?」されたみたいです(笑)

中古車で購入してから すぐに メーカー系のカーショップ

にてオイル関係及び「ATF」を交換してから 現在 約1万km走行とのこと!

とりあえず

レベルゲージで確認!

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見た感じ ゲージ上は 確かにキレイです が

エンジン&ATを温めて「ドレン」から抜きますと

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思っていたとおり 汚れてました (^_^;)

ちなみに

比較のために

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左側に ATFの「新油」を添えてみました! (^_^;)

カーショップにて キチンと交換したらしい? ATFの「汚れっぷり」が よくわかると思います(笑)

この画像を見てもらったらわかると思いますが

「ディーラー」や「カーショップ」、「ガソスタ」なんかで

高価な「ATFチェンジャー」を使用して ATFを交換しても

精密で複雑な構造をしたオートマチックトランスミッションの中を

流れる ATFをちゃんと交換はできません (^_^;)

大体、「30分~60分」ぐらいなんぞで

機械まかせで? ATFの交換が出来るなんて

「AT」の構造を本当に知ってたら 言えるわけがないはず! (^_^;)

世の中の ほとんどのオーナーたちは

いっぱしの料金を払って

「ATF」をキチンと交換してもらってると思ってるでしょうが・・・・・ (^_^;)

と「洗脳」しておいて

どんどんと 次に進みましょうぞ!

ATFを抜いたら

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オイルパンを剥ぎます。(コレ とっても大事アル!)

クログロとして ええ汚れっぷりです (>_<)

そして

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ストレーナー(ATF用のフィルター)です。

ATFを キチンとキレイに交換するには このストレーナーの交換が不可欠です!

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ストレーナーをはずし バルブボディーを洗浄。

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外したストレーナー。 右側にある新品ストレーナーと見比べると

外したストレーナーは おどろおどろしい?銀粉が一杯で

吸い込みの 網目のところも

結構 詰まっておりました (>_<)

後々のことを考えると

今回 分解してストレーナーを交換してよかったと思います。

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そして 新品のストレーナーを 組付けます

次に

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汚れたオイルパンをキレイにします。

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ええ感じで 汚れております。

いくらATFを交換しても これをキレイにしなきゃ・・・・・ (^_^;)

そして

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キレイになりましたら

元通りに組付けます

後はいつもどおり

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ATFの「油温」をテスターで監視しながら

適温になったら ATFを抜いて 入れてを繰り返し、

キレイになったら 完成です。

ちなみに

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オイラは ATFは 基本的に メーカー「純正指定」のATFを使います

これはATを長持ちさせるのに とても大事なことです。

ATのことを 知れば知るほど わかることは

国内外の「大メーカー」が

「膨大な時間」と「多くの研究者たち」と「莫大な研究開発費」をかけて作られた

それぞれの車種用の「AT」と それ専用の「ATF」。

そのことを知っていたら タコ?な そこら辺で売っている

いろんな 外品メーカーの「ATF」なんぞ

使えませんって (・へ・)

あとは 「どれだけ キレイに交換出来るか?」

ここが ポイントでしょう (^_^;)

話を戻しまして

完成した クラウンさまに乗って テストドライブへ・・・・・

水温と 油温を確認しながら走行していきます。

途中、「意図的」に「負荷」を かけたりして走りましたが

一応、問題なさげなので

最後に クーラントと ATFの量を確認して

全ての作業が完了です! (^^♪

そして

遠く異国?の地から 来たオーナーに

これまでの修理の説明をしました。

ATFの汚れっぷりには「感激?」してはりました(^^)

また このオーナーからは いろいろと

おもろい話をいただきまして

ほんまに 楽しかったです。

ありがとうございました!

(^o^)丿

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