白煙を消しましょう! @ トヨタ セリカXX(GA61)【車検と車の修理@東大阪!】

ある寒い日のこと、

「朝一番にエンジンをかけると白煙が凄くて大変なのですが治りますか?」と

お問い合わせ頂きました。原因はいろいろあると思いますが

とにかく電話では詳しいことはわからないので

コチラの方へお越し頂きましてお話を伺い、改めて修理をご依頼頂きました(^^)

その時にクルマからすごく「ガソリン漏れ」がしており

「白煙よりこっちのほうが危ないですよ!」とお話しすると

「それではガソリン漏れも修理してください」とのこと!

それじゃいってみましょう!

(^o^)丿

お車はトヨタ セリカXXでございます!

「よろしく メカドック」世代な我々は「感涙モン」であります(^^)

とりあえず朝一番にエンジンを掛けてみると

マフラーからモクモクとたくさんの白い煙が出て工場内は真っ白に・・・ (>_<)

暫くすると白煙は消えましたが独特の焼けた匂いから

間違いなくオイルを焼いているのが判りました。

そして現在の状況から多分「オイル下がり」と断定!

なのでバルブシールの交換を決行!(^^)

オーナーに連絡して了承を得まして作業開始なのですが

まずは

危ないので先にガソリン漏れを直します(^_^.)

リフトアップ!

タンクの底からかなり漏れており、ガソリンに酔いそうです((+_+))

固定しているバンドを外したら

タンクを下ろして

原因を追求します!(^^)

ガソリンをタンク内に張って長いお休みの間、放置プレイ。

結果、受けのバンドが当たる部分からじゃなく「ドレン」のガスケットからでした

(^_^;)

ドレンガスケットを交換してからキレイにお化粧したら

元通りに組み付けます。

そして

ガソリン臭から無事に開放されましたので

コレから「白煙」を消しにかかります!

今回は「シリンダーヘッド」を剥がずに「バルブシール」だけを

交換する作戦でいきます(^^)

タイミングベルトがこんにちは!

とにかくカムシャフトを外すために「ドンドン ドドン!」と躊躇なく進んでいきます。

ヘッドカバーも外して

カムシャフトが剥き出し。

やっとのことでカムシャフトが外れました。

そして

「秘密兵器?」にてシリンダーにエアーを送りこんでバルブを落とさないように

細心の注意を払いながら

一本ずつ分解しては「バルブシール」を交換していきます(^^)

これがインテークのバルブシール(右:新品)

見比べるとゴムの部分が硬化して穴が大きくなっているのがよく判ります。

ココからオイルがバルブを伝ってシリンダー内へ侵入して燃やされているのは

ほぼ間違いありません(^_^.)

エキゾースト側(左:新品)

コチラも同じようにシール部分が硬化して穴が広がっておりましたよ。

鼻歌混じりのいい感じでバルブシールをドンドン交換していきます(^^)

しかしこのセリカは「24バルブ」なので24個も交換しなければならず

かなりの重労働です(^_^;)

そして何個か交換している時にオイラの携帯にお客さんから電話が入り

しばらくお話をして作業を再開しようとした正にその時、急に

「シューーーー!」

と何やらエアーの音がしたのでエンジンのところへ急いで行ってみると

まさか?(゜o゜)

「ギャァァァ~!」

「バルブが~バルブが~バルブがぁぁぁ~シリンダーの中に落ちていったぁぁぁ~」((+_+))

突然、まさかの「エアー漏れ」が発生!

それによってエキゾーストのバルブがシリンダー内に落ちていってしまった _| ̄|○

しばらくの間、呆然と立ち尽くすオイラ。

「ありえね・・・」

何度も顔を抓ったり、先の尖ったもので自分の太ももを突いてみたりしましたが

やはり「夢」ではなく それでも

シリンダー内に落ちたバルブを何とか引き上げようとしましたが

当然のごとく深いところに落ちていったものが戻るわけもなく

40を遥かに過ぎたオッサンが油くさい工場の片隅で本気で泣きそうになった

寒い冬の夜のことでした。

(´Д⊂

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もしくは

★06-4308-4818

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<(_ _)>

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コメント

  1. 店主 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    田舎の修理屋2さん

    コメが苦手なのに アリガトですm(_ _)m

    >失礼ですがメチャうけてしまいました

    その一言で救われます(笑)

    >この時の状況&これから先に待っている何倍もの苦労を思うと落ち込む事など同じ整備士としてよく解ります

    目の前は「真っ暗!」 頭の中は「真っ白!」
    ヘッドを剥ぐのと剥がないとでは雲泥の差がありますし
    何よりも おしゃるとおり 「悲しい」です(´Д` )

    それでも苦労して無事に修理が完成した時の感動は
    修理した人間しか味わえません。

    ご同業さまのようですので
    自動車修理の大変さ&うれしさは よくわかってはると
    思います。
    これからもよろしくお願いします  

  2. 店主 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    てんてんさま

    いつもご覧いただきまして ありがとですm(_ _)m

    お車のことなら いつでも ご相談?くださいまし(笑)

    >果たしてこの事件?のその後はどうなるのですか?

    哀愁漂う 自動車修理日記をアップしときましたので

    ご覧ください。 ( ̄▽ ̄)

  3. 店主 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    みじんこさま

    おっしゃるとおり「最悪」の事態発生です。
    泣いても喚いても? 元には戻りません(笑)
    たぶんこれはヘッドを降ろすしか方法がないかと。
    工具は大事ですが あんまり頼るのも・・・(;_;)
    いい勉強になりました。

    スズキ系はやたらとバルブとピストンリングが減りますね。 エンジン開けてびっくり玉手箱?
    やっぱり コストでしょうかね~
    メーカーも もうちっと 考えてもらいたいもんです。 
    これからも よろしくデス!

  4. 田舎の修理屋2 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    いつも楽しく拝読しています、コメが苦手で初コメです。
    失礼ですがメチャうけてしまいました、この時の状況&これから先に待っている何倍もの苦労を思うと落ち込む事など同じ整備士としてよく解ります。
    この後の展開が気になります、またアップして下さい。
    頑張って下さい。

  5. てんてん より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんな風に修理するのかと、興味津々でいつも楽しみにしています。
    当方もちょっと遠いけど大阪なので、縁があればお世話になるかもしれません。

    果たしてこの事件?のその後はどうなるのですか?

  6. みじんこ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    うわぁ・・・最悪ですね・・・。
    便利な道具だけど、ちょっとしたことで大惨事になるんですね・・・。
    で結局ヘッドは下ろしたんですか??
    うちはこんな道具が無いので、嫌でもヘッド下ろしてます。
    スズキのエブリーとかキャリーはよくヘッド下ろしますね。
    痩せたバルブとバルブシール交換のために・・・