点検&タイミングベルト交換@ダイハツ ムーブラテ(L550S)

だんだんと寒さが厳しくなってきておりますココ大阪!

皆様、如何お過ごしでしょうか(^^)

寒さにめっぽう弱い店主ですが作業がし易いように出来るだけ厚着になるのは

避けたいので上下にヒート○○○みたいなインナーを着てアウターには風を通さない

ヤッケ等で武装しております。

それでも仕事が終わる頃には身体は冷え切っておりますのでまずは暖かい部屋にて

なぜか冷たいビールで乾杯。そしてアテをつまみながら焼酎のお湯割りを頂く。

それはそれはポカポカでほろ酔いで最高に幸福な時間なのでございます。

ということで今回も「町工場 奮闘記」はじまるぞ~!(^o^)丿

ダイハツ ムーブラテ L550S

ダイハツ ムーブラテ(L550S)であります。

メーター

現在の走行は10万kmを少し超えたところ。

ご依頼は各部の点検とタイミングベルトの交換でございます。

エンジンルーム

エンジンまわり

リヤブレーキ

リヤブレーキ

リヤブレーキ

リフトアップして一通り点検してみるとリヤブレーキシューがかなり減っております。

下まわり

下まわりも点検中。

オイル漏れ?

(゜゜)!

オイルパン

オイルパンのまわりにベターっとオイルが滴っております。

エアコンも点検中

「途中で冷えなくなる」とのことなのでエアコンも点検中。

マニホールドゲージ

エアコンのガスはあるみたいですが

ガス圧低い

ガス圧が足らね感じです。

吹き出し14℃

いろいろと点検してみて冷えないわけではないのですが急にコンプレッサーが止まる?

何か原因があるはずなのですが今回は時間の関係でここまで。

車両 前面 床にオイルが落ちてきます

エンジンをかけているだけでオイルがポタポタと落ちてきます(゜゜)

汚れたスロットル

汚れているスロットルバルブ。これ一つとってもオイル交換のスパンが

長いような感じを受けます(ーー;)

IGコイル エアエレメント

エアーエレメント

プラグ

減っていたプラグ

Fバンパー脱着

フロントバンパー脱着。

エンジン前面 オイル漏れしたバルブカバー

オイル漏れしているであろうバルブカバー。

洗浄中

強力洗浄にてキレイしておきます。

長いボルト サビついたボルト

サビついてナカナカ抜けなかったスロットルを固定しているボルト。

マジでやばかったぜ!(>_<)

スロットルボディ脱着

スロットルボディを取りはずし

バルブカバー脱着

バルブカバーを取り外すと想像通りのカムまわりでした(ーー;)

バルブカバー

当然の如くブローバイも何気に詰まってたり(゜゜)

オイルフィラーキャップ

オイルフィラーキャップの裏もスラッジがてんこ盛り(゜゜)

自動車が金属の集合体である限りオイル交換は大事なのです。

フロントまわり

それじゃ「10万km突破記念」でもあるタイミングベルトを交換していきましょう。

エンジンマウント取り外し

邪魔するものは出来るだけ撤去していくのがお約束。

ウォターポンプから水漏れ跡

ウォーターポンプにお花が咲いておりましたよ(゜゜)

タイミングベルト

タイミングベルトがこんちくは!

ロングエクステンションバー

ロックボルトが固く締まっているのでロングなあの子で緩めてやりましたよ。

アイドラ

テンショナーは完全にゴリゴリでアウチ!

ロックボルト

カムプーリーのロックボルト。再使用せず基本的に新品に交換です。

タイミングベルト関係

タイミングベルトと仲間たち。

花が咲いている

外したウォーターポンプにはキレイな花が咲いております。

取り付け面はキレイに均す

ウォーターポンプの取り付け面はキレイにしておきます。

カムシールを抜く

クランクシールを抜く

カムとクランクのオイルシールを抜いたら洗浄しておきます。

新品のオイルシール

新しいオイルシール。

クランクシールを打ち込み

新品のオイルシールを打ち込みます。

カムシール打ち込み

カムシールも打ち込みます。

ウォーターポンプのボルト

ウォーターポンプを固定しているボルト。

結構錆びてヤバいやつが多いので出来るだけ新品に替えてあげたい。

新品のメタルガスケット

付属の紙製ガスケットは使わず純正のメタル製ガスケットを使用します。

新品のウォーターポンプを組み付け

新しいウォーターポンプをドッキング!

新品のロックボルト

新品のカムプーリーのロックボルト。

タイミングベルトを張る

全て組み付けたらタイミングベルトを適度なテンションで張ります。

ケースカバーを組み付け

ケースカバー&各プーリーを組み付け。

エンジンマウントを組み付け

各ベルトやエンジンマウントを組み付ければひと安心(^^;)

ガスケットを交換してバルブカバーを組み付けます。

ガスケットを交換してバルブカバーを組み付けます。

スロットルのガスケット ガスケット交換 OCV

OCVを洗浄してOリングも交換。

洗浄したスロットル

スロットルも出来るだけ洗浄しておきます。

新品のプラグ

減っていたプラグも交換。

IGコイル装着

冷却水を注入

あとは冷却水を注入して適温になるまでエンジンを回します(^^)

テスターによる水温チェック タイミングベルト関係は完成

オイル漏れも無くタイミングベルト関係も特に問題無いみたいですので

今度はブレーキのリフレッシュを開始します。

リヤブレーキ リヤブレーキ分解

ブレーキライニング脱着。

取り外したライニング 新品のライニングに交換

新しいライニングに組み替えます(^^)

シリンダー分解

リヤのホイールシリンダーもホーニングしてきれいにしましょう。

グリスアップ

ホイールシリンダーを組み付けたらグリスアップしておきます。

リヤブレーキ完成

ブレーキ調整したら完成!(^^)

マスターシリンダー

汚いタンク内

ブレーキフルードも今までキチンと交換されていない感じ。

出来れば苔みたいに汚れてるマスターシリンダーもオーバーホールして

キレイにしたい( 一一)

オイル&水漏れ無し

オイル漏れ&水漏れが無いのを確認出来たらテスト走行へ!

テスト走行

ダイハツ ムーブラテ L550S

秘密工場へ戻ってきたら最終チェック!

下まわり

とりあえずオイル漏れ修理した箇所は止まったみたい。だけど

エンジンとATの間からも少し滲んでるのを確認。でもこれを修理するのはちょいと大変。

クーラントの漏れは無し

クーラント漏れは無し!(^^)

ダイハツ ムーブラテ L550S

ということでコレにて全ての任務が完了!(^^ゞ

待ちわびるオーナーにも無事に納車させて頂きました。

「オイル交換」については世間ではいろいろ論議されていますので

別段、何も言うことはないのですが・・・。

店主が日々の修理作業からの経験則からは定期的なオイル交換は必須だと思っています。

「ターボ」や「可変バルタイ」等を装備しているクルマは特に「粘度」を

重視して下さいと常にオーナーには伝えております。

詰まるところ自動車が機械である以上は「油断大敵」ってことで

でわでわ!(^^♪

 

車検&タイミングベルト交換 @ ダイハツ タント(L350S)
タントのタイミングベルト&エンジンマウント交換です。タイミングベルトはダルダルに緩んで危ないところでした。そしてエンジンのマウント交換はエンジンの振れを確実に止めました。

 

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ハッコーカーズ|note
大阪の片隅に引き篭もりつつ ひっそりこっそり自動車やバイクの修理をしているものです。 現在のこと、これからのこと、過去に経験したことなど書き留めてゆきたい(^^;) で自動車の整備&修理の情報を発信中。

なんとなくnoteも不定期に更新しております。

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