ある日のこと
オイラのところへメールで問い合わせがあり
内容は「メーター内のランプが何個か点いているので診てほしい」とのこと。
なので
とりあえずコチラへ来社していただきました。
お車はニッサン プリメーラ(HP10)であります(^^)
その当時、
ヨーロッパを意識したスタイリング&走りで結構人気があったマシーンで
エンジンも名機「SR20DE」を搭載したニクイやつでございます。
しかもこのお車は新車からのワンオーナー車。
あれから20年・・・
月日の経つのは早いものでございます(ーー;)
とにかくメーター内のランプ点灯の原因を調べると
オルタネーターが逝っており「発電」をほとんどしてませんでした。
そして
このプリメーラ、何気に他のところを診てまわると
エンジンマウントは切れてるしエアコンも効かない(ーー;)
ATの変速ショックも「ガツンッ!」とハンパなく
いろんなところにヤレがきていて「ガタピシ」という言葉がよく似合います(笑)
そして何よりも「サビ」がヒドイ!
(ーー;)
オーナーはスキーに行かれるみたいでその為に「サビ」にかなりヤラれています。
ちょっと点検しただけでもブレーキ関係もかなりのもんで
以前に「サビ」で泣かされたレガシィワゴンのことが一瞬、脳裏に浮かびましたが
オーナーとの話合いの結果、
「とりあえずオルタの修理とブレーキの修理の見積もりをしてください」と言われたので
後日、見積もりを作成しオーナーに提示。
オーナー曰く、
「まわりからもこの車について散々言われているが愛着があって手放せない。
まだこれからも乗りたいので安全の為にブレーキも修理してください」とのこと。
そんなオーナーの心意気に打たれましたので(笑)
今回もいってみましょう
(^o^)丿
まずはオルタネーターをやっつけます。
奥に見えてますのがオルタです。
オルタネーターの上にラジエターのアッパーホースにつながる
ウォーターパイプがありまして、そこからLLCが漏れて
下にあるオルタネーターを直撃して壊れてしまったようです(^_^;)
なのでココの水漏れも修理が必要になります。
ホースを外して
オルタを脱着!
下にあるエアコンのコンプレッサーもクーラントの餌食になってるかも?です。
外したオルタ
長い時間をかけてクーラントが染みこんだ跡が残ってました。
これがウォーターパイプ。
時間をかけてキレイにしましたが
だいぶ「カジリ」が残りましたよ(一一”)
リビルトのオルタネーター(右側)
全部組付けて
ファンベルト張って
パイプ、ラジエターホースも組付けて
エンジンをかけて水をまわしながら
水漏れを点検!(^^)
そしてテスターを使ってオルタの発電量をチェックします。
そして点検の結果、
全てOKでしたので
オルタ関係はこれにて完了!
次回は
ブレーキをやっつけます
(^^)v
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