日々のお仕事のなかで
縁あって出会ったいろいろなクルマたち(^^)
それぞれにいろんな色があるわけで・・・
折角なので少しだけ「ご紹介」致しましょう!
BMW E46
オーナーからの依頼は「タイヤ交換」と「ブレーキの鳴きを止めてほしい」の2点!
タイヤ交換は残念ながらオイラのとこの旧式タイヤチェンジャーでは
入れ替えが出来ず(ーー;)
外注作業になってしまいました。
なのでブレーキの鳴きを止めてみます。
フロント
リヤ
ローターが「ディクセル製」に交換されており
ブレーキパッドも充分残っております。
しかし
パッドのカットが少ない?
それよりも
キャリパーの「スライドピン」が固着しており
「グリス」が全くありません(>_<)
折角ローターとパッドを交換してるのに
これじゃ片手落ちだわ(ーー;)
スライドピンの固着を落とし(右側)
たっぷりとグリスを塗ってキャリパーに納めます。
ブレーキパッドにもたっぷりとグリスアップして組み付けたら
完成です(^^)
ブレーキの鳴きも完全ではありませんがかなり静かになったと思います。
完成です!(^^)
フィアット プント
燃料漏れが酷くて室内がガソリン臭で乗ってられません(>_<)
原因は
(゜゜)
リヤシート下に鎮座されております「燃料ポンプ」(゜゜)
このポンプ本体からめっちゃ漏れてます。
ヘタしたらホンマに「火のクルマ」になりますぜ!(笑)
オーナー自ら、エポキシみたいなもので漏れを塞いでいますが
やはり止まらないので燃料ポンプをオイラのところへ持ち込んで来られました
(^_^;)
これが燃料ポンプです。
センダーゲージ等が一体になってます。
さっさとポンプを交換していきます。が
この「リング」をほどくのには苦労します(ーー;)
脱着!
外したフューエルポンプ。
オーナーの涙ぐましい努力が垣間見えましたよ(^_^;)
(右側:新品)
組み付け完了!
あの目が痛いくらいの「ガソリン臭」が嘘のように無くなりました(^^)
コレで快適に走れる事でしょう!
そして
ハイゼット トラック S200Pです
「バーーーン!」と高速道路でバーストしたらしい(>_<)
しかし何事もなくて良かった!
(^^)
トヨタ アリオン
エンジン不調で飛び込んで来られました。
見た感じエンジンがブルブル震えており「失火」してる感じです。
とりあえず預かりまして診断していきます。
バランステストをしてみると
3番のシリンダーが失火しておりました。
リークした跡があります。
コイルを交換して作業完了です(左側:新品)
(^^)
ホンダ ライフ(JB1)
タイヤ交換なんですが去年ぐらいから外国製のタイヤ(ナンOンやソOー等)を
ご自分でネットで購入されて
直接オイラの工場へ送ってこられる方が増えてきております。
(^_^;)
でもってたまに前もって「連絡」もなしに送ってこられる方もいますので
必ず送られる前にご連絡くださいませ。
でないとお引き受けできませんのであしからず!
(^_^;)
ホンダ ステップワゴン(RF1)
「パッ」と見た時にラジエターの「サブタンク」の水がほとんどなかったので
テスターにて
圧力を掛けてみると・・・
すると
思ったとおりアッパータンクから漏れてきましたよ(^_^;)
しかし
ホンダ車とスバル車は年月が経つとなぜかしら
ラジエターのアッパータンクが割れることが多いように感じます
(^_^;)
ダイハツ ミラ L250
タペットカバーからの「オイル漏れ」が酷くなったのでガスケットを交換します。
カバーを外して接触面をきれいにして
ガスケットを交換したら完成です!
(^^)
トヨタ ダイナトラック
クラッチがズルズルに滑っており
もう少しで走行不能になるところでした(゜o゜)
キャブを上げて
ペラシャフトを切り離し
ミッションを脱着!
めっちゃ重いです(>_<)
パイロットベアリングを抜きます。
傷んだクラッチ版を点検すると
リベットまで擦っており、完全にアウチ!でしたよ
(^^)
ちなみに新品の「クラッチ板」
あとは元通りに組みつけていくだけです。
だけどミッションが重い(>_<)
非力なオイラには年々、上げ下ろしが辛くなってきます。
(ーー;)
三菱 EKワゴン
別件で入庫しましたが
「ATFの交換」も依頼されましたので作業にかかります。
この車、リフトアップして下から見てみたら
明らかにAT本体を載せ換えているみたいでした(ーー;)
(オーナーは中古で購入の為、知りませんでした)
問題の多い?三菱の「4AT」は
「ATFチェンジャー任せではない」早めのATF交換とストレーナーの「同時交換」
である程度のトラブルは「予防」出来るのではないかと個人的には考えてます
(^_^;)
ATFを下から抜きます。
キレイなほうですが抜き方によって深いところの汚れたATFも出てきます。
これが例のストレーナー!
もちろん交換します。
そして
バルブボディ!
このOリングは必ず交換しましょう。
クラッチが見えてます。
キレイにしたら「オイルパン」のガスケットを新品に換えて
組付けます。
後は「ATF」を入替えてテストして終了です
(^^)v
最後は
スズキ アドレスV100であります
オイラのブログを見て工場へ来られたみたいで
お話を聞くと
「ネットオークションで兵庫県の業者から買ったんですけど
買ってからしばらくすると「20~30km」しかスピードが出ず
その兵庫県の業者のところへ4,5回その状態で乗って行き、
いろいろ診て触ってもらったが全く直らないので
よかったら診てくれませんか?」とのこと。
オイラも同じ「V100」乗りなのでちょっとだけ診てみます(笑)
まずテスト走行してみると悲しいくらい全く吹け上がりません(゜o゜)
というか「全然 走らね」(ーー;)
このままじゃ遅すぎてクルマに轢かれてしまいますわ(笑)
でもすぐに原因はわかりましたよ!
「糞詰まり」です(゜o゜)
マフラーが詰まってます!
とりあえずオイラの持っていた「焼き入れ&清掃済み」のテスト用マフラーが
あったので付け替えると
ある程度上まで吹け上がるようになりました(^^)
「なにか足らんな?」と考えていて気づいたことがあり
オーナーに連絡しました。
オーナー曰く、
走らないのを直すのにわざわざ
「強化クラッチ」「強化センタースプリング」「軽量ウェイトローラー」に
交換したとのこと。
そりゃ走りませんって(笑)
全く「逆効果」だということを説明してあらためて
ノーマルパーツを用意していただきました。
ではバラシましょう!
強化クラッチです。
センタースプリング
プーリーとウェイトローラー
こんな感じで組付けていきます。
ノーマルのクラッチとスプリングを組みます。
全て組付けたらいつものテストコースにてテストします。
結果、下から上まで見違えるように吹け上がるようになりましたよ!(^^)
納車時にV100オーナーにも大変よろこんでいただきました(^^)
ということで
今回の「日々 コレ 自動車修理!」はコレにて終了でございます。
お付き合い頂きまして
ありがとうございました。
(^o^)丿

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