町工場 奮闘記!@ New World

過去から未来へ・・・・・

サビ おそるべし!@ スバル レガシィ(BG5)【車検とブレーキ修理@東大阪!】

time 2011/12/02

今回は

メールにて 「点検」」&「診断」の ご依頼をいただきました (^^)

お車は

スバルのレガシィ(BG5)であります (^^)

このマシーン、現在の走行距離が 「260,000kmオーバー!」 (゜o゜)

結構な距離を走っております。

早速、故障内容を詳しく聞きますと

「高速でたまに 失速したりする?」らしいです。

また エンジンの「チェックランプ」も点灯したらしい?

なので

テスターをつないでみて トラブルコードを見ると

「エアフロメーターが ダメだぜ?」と メモリーされてましたので

とりあえず 一旦 消去 (^_^;)

オーナーには

「もう一回、同じ症状が出て ランプが点灯して エアフロメーターが記憶されて

いたら ほぼ間違いないと思います」と お伝えしました。

そして

オーナーから いろいろと詳しくお話を お聞きしてますと

「冷却水が 減るんで 足しています」や

「ブレーキも なんか おかしいんです?」と 言われたので

外から ブレーキを 簡易的に診てみると

その あまりの酷さに 「絶句」! (ーー;)

さらに レガシィのオーナーは

「信号待ちから 発進するときに 引きずっている感じがして

前に進まないんです」とのこと。

後から わかることですが

「そりゃぁ~ 進みませんて」(笑)

とにかく、ブレーキのオーバーホールの見積もりをすることになりました。

後日、見積もりを見た レガシーのオーナーから

「まだまだ 乗りたいので ブレーキのフルオーバーホールでお願いします」と

ご連絡をいただきましたので

それじゃ やっていきましょ~! (^o^)丿 

先に 「水漏れ」を確かめるべく

テスターにて クーリングシステムに

圧力をかけて

ほったらかしておきます。

すると

ある程度かけていた 圧力が下がり

そして

クーラントが 漏れてきました! (゜o゜)

下から 漏れ箇所を 確認してみると


全部 ラジエターのホースからでした。 なので

全ホースバンドを「増し締め!」

これでとりあえず 水漏れが 止まりました! (^^)

そして

これからじっくりと ブレーキを修理していきます。

まずは 現状を確認します。

フロント

リヤ

まず、「サビ」が酷い! (>_<) そして なにが酷いかっていうと

これはリヤブレーキですが

ローターの面積の半分くらいしか パッドが当たってません。

しかも 当たってないところはサビが層になっており

かなり前から こんな状態であったことが想像されます。

これではいくらリヤブレーキといえども

本来の性能が発揮されません。(>_<) そして もう一つ、 このレガシィさまは 少し前に「他店」にて車検を受けておりました (^_^;) その時に リヤのブレーキパッドを交換されているのが 記録簿から わかりました。 しかし こんな状態やのに ブレーキパッドだけ交換するなんて オイラには 考えられね! (ーー;) オーナーは 「そこの整備会社に 全てお任せしてたので キチンと整備されていると思っていた」と 言っておりました (ーー;) オイラは このずさんな整備を見て 改めて オイラも含め、自動車の整備に携わるものは 金額の大小に関わらず 効率のことばかり考えず 愛車を「安全」に乗ってもらえるように 本当に必要な「メンテナンス」及び「整備&修理」等を 理解してもらえるように 説明していくべきだと思います (`´) 話が反れましたが このクルマのブレーキのヤレ具合は 更に更に「激しさ?」を増していきます (^_^;) まずは フロントから。

フロントのローターも もちろん「アタリ」が悪いです。

それよりも全体にサビが酷くて この時点でとても嫌な予感がしておりました。

キャリパーをオーバーホールしようと 分解していくのですが

シリンダーの中にまで サビが浸入しており

ピストンが抜けません _| ̄|○

コレじゃ~ ブレーキも引きずりますって(笑)

そして

やっとのことで 抜いた

ピストンも 修正できるレベルを超えてました _| ̄|○

しかも

ダストブーツをとめる 金属製のCリングが「サビ」で 

キャリパーと完全に 一体化!(>_<)  どうやっても取れませんでした。 長い間 ほとんどオーバーホールされていない「ツケ」が こういうカタチで現れてきます。 後のカーニバル?ですが こんな状態を見ると やはり、定期的にオーバーホールするのが望ましいです。 愛車のブレーキ関係の あまりの酷さに  オーナーと再度 話し合い (ーー;) 結果、新品のキャリパーは高いので 中古のキャリパーを手に入れて オーバーホールすることに・・・・・ 数日後、 手にいれた 中古キャリパーを

恒例の?「ドブ漬け」にします。

分解して 各部を点検していきます。

フロント

もともとのキャリパーほどではないですが

これもダストブーツの入る溝が結構サビています。

そして リヤ

もしかして レガシィさまのキャリパーは ここが「ウィークポイント?」

寒いところや海辺の近くに住んでおられる方は

特に お気をつけくださいませ! (^_^;)

しかし、このままではブーツがちゃんと収まらないので

今回は「秘密兵器」にて サビを落とします。

そうです! サンドブラストであります (^^)

ここに キャリパー&サポートをほりこんで

サビを落としていきます。

これが

こんな感じになります (^^)

シリンダーの中の傷もキレイに (^_^;)

どんどん キレイになっていきますぜ!

キャリパーサポートも キレイになりました。

そして

「サンドブラスト」でキレイになったキャリパーを組んでいきます。

リヤ

フロント

ピストンがとてもスムーズに動くのを確認!(^^ゞ

やっとのことで キャリパーが完成しましたので

すべてのブレーキを組んでいきます。

フロントローター

フロントもこれだけしか当たってません (>_<)

組み付けます。

リアローター

これは ほんまに酷いです

3分の1くらいしか当たってません (>_<)

ブレーキホース(上:新品)も全部 交換します。

リヤブレーキ 完成!

フロントブレーキも 完成!

気持ちいいぐらい「ピカピカ」です!(笑)

そして 最後は

マスターシリンダーを オーバーホール!

取り外して

分解します。

ピストンを取り出して

シリンダーをキレイにして ピストンを組み込みます。

そして マスターを組み付けます。

ブレーキフルードを入れて エアー抜きをしたら

全ての作業が 完了です (^^)v

やっとのことで

首を長~くして お待ちくださったレガシィのオーナーに

無事に クルマを引き渡すことが出来ました。

後日、オーナーより メールにて レガシーのインプレ?が送られてきました。

今まではブレーキが引きずっていたので ATのクリープぐらいでは

動かなかったのが オーバーホール後はブレーキを離した瞬間、

車体が「スッー」と前に進んでいったので びっくりしたとのこと! (^^)

キチンとオーバーホールすると こんなにも変わるものなのかと 感激して

おられているみたいでした (^^)

これからも

長年月使用されている 本当の「エコカー?」を サポートするべく

精進していきたいと 思う

今日この頃な

オイラでした

(^o^)丿

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コメント

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    PASS:
    たけぽんさま おコメありがとうございます

    お気持ち よくわかります(笑)

    何年か前に法の改正があり 自動車の「使用者責任」が
    明確化されましたが、結局 ご自分でメンテする人は法が変わろうが変わろまいが するわけで メンテしない人も同じであります。(-_-;)

    規制緩和された時、もの凄く危惧していたことが 時を経つに従い露呈してきました。 メンテナンスの中でも「ブレーキ」に関しては一番大事なところで それなのにそんな状態になるまで乗り続け しかも修理にはお金は出せない?出さない? ホント ありえません(-_-;)

    ご同業さまみたいですが お互い いろいろ大変ですが(笑)
    これからも がんばりましょう! (^^)

    by 店主 €2014年12月22日 10:52

  • SECRET: 0
    PASS:
    はじめまして、私も整備士ですが、同車種の整備を本日いたしました。
    知人の車がブレーキパッドがなくなったので交換してほしいとのこと。先日車検証のコピーをもらい部品だけ取り寄せをして、駐車場での作業と相成りました。
    症状だけを聞いていましたが実際に現車をみるともう唖然。
    ホイール越しにキャリパを見るとブレーキパッドはなく、シムが反り返り、キャリパがロータに接触。ブレーキがまともに利くような状態ではありません。
    症状を確認せねばなりませんので、被害のないはずの反対側からパッドを交換。錆と固着の程度が半端ではありませんでした。
    いわくのキャリパもホイールを外すとピストンの飛び出しが尋常ではありません。ブレーキフルードも漏れていました。ピストンを押し戻すことすらできません。
    キャリパもロータも予想以上にダメージは大きそうで通常であれば即交換となるのでしょうが、予算がそれを許さないそうです。中古部品をうまく使い1万数千円で収まりそうでしたが、それでもだめだと言い張ります。
    何を考えているのでしょうか?
    今までの整備不良のツケが出てきてこのような状態になっているにもかかわらず、とこちらが怒りをぶちまけたくなりました。
    現在の車は確かに電子制御でコンピュータユニットなどをアッセンブリ交換するだけで事が済みます。それと同時に消耗品の交換も単に部品を組み付けるだけになってしまっているのではないかと危惧します。
    本来は分解時にボルトの一本に至るまで点検清掃をしてかじり止めのグリス塗布を行うなど細心の注意を払って組み付けも行うはずなのでは?と首をかしげてしまいます。
    このような当たり前の作業を行っている整備工場は本当に頭の下がる思いです。安全第一の作業にこれからも励んでいってください。

    by たけぽん €2014年12月22日 00:22

  • SECRET: 0
    PASS:
    こういち様 

    おコメありがとうございます。

    私がボウズ(見習い)の時代は

    先輩職人メカから「なんでも バラせ! すぐに バラせ!」が基本でした。(笑)

    なので 電子制御全盛のこの時代においても未だに行き詰まったら バラすようになってしまいました(笑)   

    これからも「言うこときかん」クルマたちを
    矯正?していきたいと思います。

    ありがとうございました!

    by 店主 €2011年12月6日 10:27

  • SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは

    載せちゃいましたよ~(笑)

    クルマ共々?お元気そうでなによりです(笑)

    これからまだまだ?いろいろ?とあるでしょうが

    懲りずに 末永く レガシーさまを 愛してやってくださいませ!

    ありがとうございました。

    by 店主 €2011年12月6日 10:14

  • SECRET: 0
    PASS:
    一月前からブログ拝見しており。日々の格闘が鮮明に伝わります、昔ながらの修理屋さんの意気込みが嬉しく思います、アッセン交換でなく一つ一つに意気込みを感じ直していくお姿文章で伝わります、コメント拝見時 一人クスクス笑うときあります。伝わります真面目な修理屋さんの奮闘き、これからも言う事きかんお車なおして下さいませ。

    by こういち €2011年12月5日 21:02

  • SECRET: 0
    PASS:
    載っけてもらっちゃいました!

    嬉しいけど、こっぱずかしい(笑)

    ブレーキは好調です!それに、冷却水も減っている様子は無いので漏れは、ほぼ止まっていると思われます。
    油断は出来ませんが…(^_^;)

    またお世話になると思いますので、その時はよろしくお願いします。

    by レガシィ乗り €2011年12月5日 18:30

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