エンジン始動不良? @メルセデス ベンツ バネオ(W414)【車検と車の修理@東大阪!】

2015年7月5日

物語は 一通の「Eメール」から

始まりました (^^)

何回か メールをやり取りした後

実際に

オイラの工場に来て頂いて 詳しく お話を聞いてみました。 

オーナー 曰く

「セルモーターが キーを離しても? 回りっぱなしになる」

みたいで

そして

何かの拍子に エンジンはかかるらしく

この時点で 「ドツボ」にハマる感 タップリでした (ーー;)

車は ベンツ バネオ (W414)で あります
 
問題児?の「Aクラス」を もう少し 大きくした感じです。

早速

お仕事の合間に 何度も何度も ことあるごとに「キー」を回しますが

エンジンは 普通にかかります (^_^;)

せっかくなので

簡易テスターで トラブルがないか調べますと

上記のような コードが記憶されてました。

一旦 消去して 再度 チェクしても 同じコードが出てきます。

仕方がないので 現象が出るまで しばらく待ちます。

次の日、

朝一番に キーを回すと エンジンがかからず

オーナーが言っていたように キーから手を離しても セルがまわってる状態に・・・。

(゜o゜)

それから 何度キーを回しても 同じでした。

配線図をみたりして 原因をいろいろと考えましたが

何故か もうひとつ 良い考えが 浮かびません。

なので 一度 自分の考え、固定観念?を 「リセット!」

(^_^;)

スタートラインに戻り 改めて 一から現象を確認すると

あることに気づきました。

それは

ずっと セルモーターが回りっぱなしになることに

ばかり 執着し 気をとられていましたが 

実際は

エンジンが「始動」出来ないことです。 逆に考えたら

エンジンさえ かかれば セルモーターは回りっぱなしにならないのでは?

と考えました (ーー;) 

実際に 昨日まで エンジンが普通に始動する時は

セルも問題ありませんでした。なので

早速 そこのところを 攻めていきましょう!

(^o^)丿

まずは 「点火系」です。

エンジンルーム前方に IGコイルがあるのですが

これがやりにくい? プラグ一つ点検するのも

一苦労です。 泣かせてくれます ベンツさま・・・。

見た感じ もしIGコイル交換の場合、

問答無用で IGコイル アッセンブリーの雰囲気がプンプンします (^_^;)

ベンツマークの入った プラグです。 キレイな焼け方をしていて

どこにも くすぶった跡や湿った感がないので 点火系は問題ないと判断!

なので 燃料系統を攻めます。

リフトアップ!

運転席の足元に ヒューズ&リレー関係が集まっており

フューエルポンプの作動確認&電圧を計測します。

「キーON」で リレーのスイッチングを確認。電圧もちゃんとあります。

更に 同じリレーを差し替えしましたが エンジンはかからず・・・。

なので 更に追いかけます。

途中のハーネスのところを調べます。 電圧&アースも問題ありません。

ここまで調べて 問題ないということは

フューエルポンプがあやしい? (・へ・)

ここで ハーネスを切り離し ポンプ側へ直接 電気を流し

車体下から ポンプの音を聞きますが 聞こえません。

なので

ほぼ間違いなく「フューエルポンプ本体の故障」と判断しました(^^)

フューエルポンプ本体は 燃料タンクの中ですので

この車の場合、燃料タンクを降ろさないとダメです。

プラスティック製?のタンクです。

真ん中にあるのがフューエルポンプ

コネクターをはずしてみます。

右端の端子が「焼けて」 まわりのプラスティックが溶けておりましたよ! (゜o゜)

なので

フューエルポンプ側の差込みを見ると

焼けていたコネクターの刺さるところの端子が

焼けて溶けて 「穴」が開いておりました (>_<) おまけに 他の端子も 焼けてきていました (>_<) そして

フューエルエレメントも 同時交換します。

ところが

外したエレメントから 出てきたガソリンが なぜか?「白濁」していました。

そのエレメントを口でくわえて 息を吹きかけますと かなり抵抗があります。

そこへ

ちょうど注文していた 新品のエレメントがきたので

同じように息を吹きかけてみると 抵抗なく スースー 空気が通ります。

やっぱり かなり 「詰まってる?」感じがしました。

ひとつの「仮定?」として

「ポンプ」が先か 「フィルター」が先か わかりませんが

フィルターが詰まり気味になって ポンプに過大に負荷がかかって

フューエルポンプの故障に つながったのではないかと思いました。

このバネオ 現在の走行距離は 約50、000kmほどです。

そう考えると

「フューエルフィルター」は「早め」に「定期的」に交換するほうが

フューエルポンプの寿命を少しでも延ばせるかもしれません。

そして

フューエルポンプも届きましたので

交換しました。

しかし ここで問題発生! (゜o゜)

あの「焼けた」コネクター

&ハーネスが

国内に「在庫なし!」(>_<)  本国発注で 1ヶ月以上?必要になるらしい。 これには めっちゃ困りました (>_<) あとからこのハーネスを交換するとしても また燃料タンクを 降ろさないといけないし だからといって 焼けたコネクターをそのままにしては おけません。 また バネオのオーナーから「OO日までに直してほしい」と期限を切られていたので いろいろと思案した結果、ハーネスを少し改造?して 配線をハンダ付けして サーキットテスターで点検しながら 組付けました。

そして

燃料タンクを ドッキング!

各部を 確認後、 ガソリンを注入し

ドキドキしながら 「キーON!」

リヤシートの方から 「ウィーン」と モーター音が聞こえてきました。

セルを回すと 一発で エンジンは始動。

「よかった!」と ほっとひと安心。(^_^;)

予防策として 「フューエルポンプリレー」も 同時交換しときました

それから 2日ほど 朝から晩まで 他の仕事の合間に

ちょこちょこと エンジンを かけましたが 全く問題なく始動できることを

確認しましたので オーナーに無事に納車できました。

(^^)v

昔々の キャブ車の時代と違い

現在主流の「インジェクション車」は ほとんどが

電動の「インタンク式」フューエルポンプを使用してます。

このフューエルポンプのモーターは 燃料によって

「冷却」と「潤滑」も兼ねていますので

タンク内の ガソリンが常に減ったままで走行していると

モーターに負担がかかり 途端に性能が低下してゆき

最終的に 壊れてしまいます (ーー;)

なので

オイラは お客さんに

上記の理由から 「絶対にガス欠をさせないでください」とお伝えしております。

そして

「世の中、超円高なのに ガソリンが不当に高い状態で大変ですが 出来れば

燃料が半分減ったら 満タンにするようにしてください」と付け加えてます。

(^_^;)

クルマを維持するのは 大変なことですが

タイヤのエアー圧を 調整したり 御自分でボンネットを開けて点検したり

オイルを交換したり たまにはカーステの音楽を切って 走りながら

エンジンの音を聞いてみたり・・・ etc

(^^)

そういうちょっとした積み重ねや 気配りが

「愛車」を 一日でも長く 走らすことの出来る?

秘訣かもしれません

ではでは!

(^^♪

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